北海道日本ハムファイターズは、今季限りで退任する栗山英樹監督の後任に、球団OBの新庄剛志氏を起用する意向を固めたと報じられている。
新庄氏は日米4球団でプレーし、日米通算1524安打を記録。日本でゴールデングラブ賞に10回も輝いた外野守備でも、的確な打球判断や優れたコミュニケーション能力で、鉄壁を誇った日本ハム外野陣の司令塔として活躍し、チームが日本一に輝く原動力となった。
「日本一になった2006年に現役を引退した後は野球界と距離をおき、タレントに転身。バリ島への移住や現役復帰宣言など多くの話題を振りまき、先日は美容整形を受けたことも告白している。先日、引退したハンカチ王子こと斎藤佑樹のような〝客引きパンダ〟としては、これ以上の人材はいないでしょう」(スポーツ紙記者)
この報道直後から、プロ野球ファンは大騒ぎ。Twitterで「新庄監督」がトレンド入りするなど、ネット民も歓迎ムードだ。
《新庄監督決まったのはマジでびっくりしたわ》
《新庄監督まじやったん!? めっちゃ楽しみや!》
《北海道は盛り上がるね。新庄監督なら興行的にも充分成り立つでしょう。型破りなチーム作りを期待。プロ野球が面白くなる》
《バッシングを恐れずに、菅野や長野や大谷をドラフトで強行指名したり。日本ハム球団のこういう攻める姿勢が大好きです。新庄監督とか、他球団には真似できないでしょ》
《楽しみです。メンバーがついていけるかな?。球団は間違いなく人気に火がつく。マスコミに注目される。見られていると皆間違いなく頑張る。好循環になれば良いのにと思います。応援したいと思います。素直に楽しみたい》
【《》内はすべて原文ママ】
本誌・週刊実話は6月に“予言”
後任監督として有力視されていた稲葉篤紀氏はゼネラルマネジャー(GM)に就任。新庄氏のサポートに回るとみられているが、新庄氏の弟分で日ハムOBの森本稀哲氏はラジオ番組で「コーチのオファーは来ていない」と明かしている。
「現役時代はパフォーマンスばかりが注目され、感性の人と思われがちですが、実は理論に裏付けされたプレーヤーなんです。投手によってバッターボックスの立つ位置を変えたり、ウイニングショットを狙い打ちして精神的にダメージを与えたり。才能でプレーしていたのではなく、夜中まで練習するといった努力家の一面もあるので、現役選手への要求は厳しくなるかもしれない」(前出・記者)
実は、「新庄監督説」は本誌・週刊実話が今年の7月1日号(6月17日発売)で〝予言〟していた。その記事では、新庄氏は後々、巨人の原辰徳監督を日ハムに招聘するための〝つなぎ役〟と指摘されていたが、原監督は来季も巨人で続投が決まっている。
1年目から結果を出せば、新庄監督の長期政権も夢じゃない。
あわせて読みたい
- [New] 巨額赤字の楽天が球団売却!? サイバー球界参入で『ABEMAイーグルス』誕生か
- [New] 岩手県にプロ野球「新球団」誕生!? 大谷翔平や佐々木朗希を育てた“怪物伝説”の聖地
- [New] 楽天・田中将大“会社設立”の動き!? 「引退」へのカウントダウンが始まった
- [New] 清原和博氏が中日入閣!? ピンチの後輩・立浪監督の“アドバイザー”待望論
- [New] 日ハム新球場「エスコンフィールド」イマイチな理由…4人家族なら1回5万円の出費!?
- [New] 侍ジャパン監督「後任選び」が難航!イチロー氏や松井秀喜氏が選ばれない“裏事情”
- [New] 大相撲“大物ルーキー”落合VS大の里の出世争いが熱い!師匠は現役時代のライバル同士