女子アナから女芸人に転身!『美女ざんまい』~お笑い芸人・小林アナインタビュー

華やかイメージの元テレビ局アナウンサーが、なぜか女芸人に転身。女子アナあるあるや暴露系の下ネタを繰り出す小林アナは、R-1グランプリ準ファイナリストでもある。その彼女はいま、男女の年齢別ミスター&ミス・コンテスト『ベストボディ・ジャパン』にも挑戦中だ。〝迷走中?〟のご当人に真相を聞いた。

小林アナ 8月からYouTubeを始めたんです。題して『小林アナのベストボディ・ジャパンへの道』。来年の大会に向けてトレーニングする様子を配信しています。お笑いは一切ないです(キッパリ)。案の定、「どこ目指してるんですか!?」という戸惑いの反応は多いですね(笑)。

――きっかけは?

小林アナ 40歳手前なので、美容とか健康に興味が出てきて、軽い気持ちで鍛えようかなと。そしたら、何か目標があった方がいいなと思いついたのが『ベストボディ・ジャパン』でした。エントリーは40代部門になるのですが、やるからには優勝を目指してます!

――2013年に乳がんに罹患。右乳房全摘出と乳房再建手術を公表してますね。同時に左の乳房を豊胸して「前よりボインになった」とブログにも書かれている。

小林アナ はい。新しいおっぱいは8歳になりました。右と左では全然、硬さが違うんですけど、男の人とそういう行為になっても酔っぱらっていたら、意外と分からないんじゃないかなと思ってます(笑)。

――昨年、人気番組の『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』(フジテレビ系)に出場された時は、その胸をガッツリ揉まれてました。

小林アナ あれはもともと、そういうネタではなかったんです。オーディションで手応えがもう一つだったので、共演者と協議して急遽ネタを変えたんです。

――反響はどうでした?

小林アナ 凄くありました。ツイッターやインスタグラムに「面白かった」というコメントが殺到して、中には「結婚してください」というのも。あれを見て、そんなこと思う? と笑っちゃいましたけど。

上智大学ミスソフィアに“自己推薦”で落選!

小林アナは2004年に上智大学外国語学部ロシア語学科を卒業後、(2年間で103社のテレビ局に落ちまくった結果)新潟テレビ21のアナウンサーに。07年に退社し、サンミュージックで芸人として活動を開始した。

――そもそも、なぜ女子アナを目指したんでしょう?

小林アナ 正直に言うと、目立つ仕事がしたかったんです。〝モテたい〟というのもありました。ただ、タレントになる勇気はなかったんですよね。安定感も欲しいし。ちょうどいいのが女子アナかなと。親にも喜ばれるし、世間的にもイメージがいいじゃないですか。

――大学でもモテた?

小林アナ 田舎ではそこそこでも、東京に出てくると全然、レベルが違いますね。特に上智はすごく華やかでキレイな子が多い。ミスソフィアとかになるとアナウンサーの登竜門ですし。そういう中で、私は完全に埋もれていました。

――じゃあ、ミスコンには出なかった?

小林アナ いえ、3年生の時に自己推薦で応募したら落ちました(笑)。

――学生時代に彼氏は?

小林アナ 合コンとかに行っても、なかなかできなくて…。ちゃんとした彼氏ができたのは20歳の時です。

――ちゃんとした、とは?

小林アナ 途中までしてくる男の人は何人かいたんです。でも私、最初の彼氏とは、ちゃんと付き合うのでなければ最後までしないと決めていたので。