エンタメ

ヤクザの職業病①「早飯早糞」大盛カップ焼きそばを箸で巻いて3口で空に

イラスト/ホセ・フランキー (C)週刊実話 無断転載禁止
イラスト/ホセ・フランキー (C)週刊実話 無断転載禁止

どんな仕事にも、職場以外でも思わずやってしまう行動や、かかりやすい病、いわゆる〝職業病〟がある。もちろん、ヤクザも避けては通れない。むしろ、カタギさんより悩まされる〝症状〟は多いというのだ。親分世代に定番の持病から、若手にしか見られない「謎の習慣」など、ヤクザの職業病を一挙大解説する。

山盛りの牛丼をまるで飲み物のように掻き込み、大盛カップ焼きそばは箸でぐるぐる巻いて3口で空に。食後は怒涛の勢いでトイレに駆け込んで爆音を響かせ、疾風のごとく去って行く。

〝早飯早糞芸のうち〟とはよく言ったものだが、ヤクザを長く続けていれば、嫌でもそうなってしまうという。

“隙あらば即寝してしまう病”

「メシやクソのタイミングに限って緊急連絡で呼び出される、ってのがヤクザの日常ですからね。24時間〝戦場〟にいるような体質になってしまうんですよ。それに、みんなで食事する際も、若い衆は親分の酒を作ったり、兄貴分のタバコに火をつけたりしつつ、誰より先に食い終えなければならない。周りを待たせるわけにはいきませんからね。ところが、その親分や兄貴分たちも、若い時分から同じように教育されているため、とにかくメシを食うのが早い。当然、若い衆はそれ以上のスピードを求められる訳です」(九州系ヤクザ・30代)

また、親分と24時間行動をともにするような要職は、まったくプライベートのない激務で、まともな睡眠時間などないとされる。

それゆえ、「食事中に気付かれないように少しだけ寝る」「うんこをしている間だけ寝る」といった習慣も身につき、結果、いつでもどこでも〝隙あらば即寝してしまう病〟にかかるのだ。

【ヤクザの職業病②に続く(#②を読む)】

あわせて読みたい