VIVANT最終回、芦田愛菜ドラマ人気も吸収か 紅白に高まる“棚ぼた視聴率”

芦田愛菜、“VIVANT兄弟”と海外が注目する俳優がそろい踏み!


「今年の紅白は、数字が読めるかもしれない」——民放局関係者の間で、そんな声が漏れ始めている。

NHKが10月9日に発表した『第77回NHK紅白歌合戦』の司会は、堺雅人(53)、二宮和也(43)、芦田愛菜(22)、鈴木奈穂子アナウンサーの4人。堺と二宮は人気ドラマ『VIVANT』(TBS系)で兄弟を演じ注目を集めているが、ここにきて芦田主演のドラマ『南田南弁護士は天才肌』(カンテレ・フジテレビ系)も、国内外で急速に存在感を高め始めているからだ。

話題作の中心にいる顔ぶれが、そろって大みそかの舞台に立つ。この布陣は、昨年35.2%まで回復した紅白の視聴率をさらに底上げする可能性がありそうというわけだ。

「VIVANT兄弟」が紅白の舞台へ

司会発表で最も注目を集めたのは、堺と二宮の組み合わせだ。堺と芦田は紅白司会が初めて。二宮は個人として2017年の第68回以来9年ぶり2回目、鈴木アナは3年連続3回目となる。

「SNSでは「VIVANT兄弟」と盛り上がる声が相次いだ。堺も発表コメントで、二宮を『尊敬する心強い弟』と呼び、大ヒットとなったドラマの関係性をにじませていました」(前出・民放関係者)

その『VIVANT』は、第2シーズンが7月26日にスタート。11月1日放送の第23話は世帯視聴率18.8%、個人視聴率12.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)を記録した。世帯は第2シーズンの最高タイで、開始から放送13回連続で15%を超えている。第18話の15.0%から右肩上がりで、最終回となる11月8日の第24話に向けて勢いは増すばかりだ。

地上波は7%台でも、世界で存在感を示す芦田愛菜

一方、もう一人の司会者である芦田主演の『南田南弁護士は天才肌』は10月19日にスタート。2022年に韓国で放送され、Netflix配信後に世界的ヒットとなった『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の日本版リメイク版である本作は、自閉スペクトラム症の新人弁護士・南田南が、独自の視点とひらめきで難題に挑み、同僚や友人、家族とのつながりを通して成長していく姿を描く。

「目線の動きや手の動かし方に自閉スペクトラム症の特徴を反映させた芦田の演技は、SNSでも称賛を受けているものの、国内の地上波視聴率は、第2話が世帯7.2%(個人4.1%)、第3話が世帯7.2%(個人4.0%)と、地上波の数字だけを見れば突出した水準とはいえません。しかし、このドラマには違う景色が潜んでいるのです」(芸能記者)

実は本作は、第1話がNetflixの週間グローバルTOP10(非英語シリーズ、10月19~25日)で5位に入り、日本の地上波ドラマとしては初めてTOP5入りを果たした。日本国内のNetflixランキングでは1位、世界11の国・地域でTOP10入りしている。

TVerでも第1話の見逃し配信再生数が配信開始から8日間で394万回を突破し、月10ドラマ枠の歴代1位となった。11月4日正午時点のTVerドラマランキングでも、第3話が1位となっている。

芦田は放送開始にあたり、同作を「大きな挑戦」と表現し、日本版でも人物の感情の機微を大切にしたいと語っていた。自閉スペクトラム症のある主人公の人物像を丁寧に演じる姿にはSNSでも称賛の声が上がっており、その人物描写が世界の視聴者にも届き始めているようなのだ。

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