視聴率18.6%でも大ピンチ! VIVANT最終回を襲う、考察できない“4つの火種”

 

グッズ通販でも情報流出が発覚

またこれに続いて浮上したのが、ドラマ関連グッズを扱う通販サイトでの情報流出だ。TBSグループのTBSグロウディアが運営する「TBSショッピング」は10月27日、会員のメールアドレスが最大でのべ4万9995人分漏洩したと公表した。氏名、住所、電話番号、クレジットカード情報は含まれておらず、現時点で不正利用は確認されていないという。

このサイトは『VIVANT』のグッズも販売している。10月29日朝の情報番組『THE TIME,』では、総合司会の安住紳一郎アナウンサーが江藤愛アナウンサーとともに、グループの一員として謝罪した。ドラマの内容と無関係とはいえ、人気作のグッズも扱うサイトで起きた情報流出であり、タイミングの悪さは否めない。

くすぶる監督のパワハラ問題

さらに、制作現場の問題も尾を引いている。7月に福澤克雄監督のパワーハラスメント問題が報じられ、TBSは該当する言動があったと認めた。9月16日には週刊文春が、撮影中にスタッフを押し倒して骨折させていたと報道。9月30日の定例会見では、龍宝社長が一連の問題について謝罪している。

最終回はこれら火の粉を振り払えるのか

気になるのは、こうしたさまざまなトラブルが最終回を迎える『VIVANT』に与える影響だが、9月20日と27日のアジア大会の中継による休止を経て再開された10月4日放送分の第19話は15.4%と、第18話(9月13日)の15.0%を上回った。

中国メディアが批判を始めた10月25日放送の第22話も18.6%と高水準で、確認できる範囲では、今のところ騒動と連動した明確な落ち込みは見られない状態なのだ。

もっとも、視聴率から分かるのは、一定の世帯が放送時間に番組を見たということまでだ。視聴者が騒動をどう受け止めたのか、企業イメージにどう響いたのかは、数字だけでは判断できない。今以上騒動が広がりを見せれば、残り2回の放送時にボディーブローのようにジワジワと視聴率をむしばんでいかないとも限らないのだ。

『VIVANT』は11月1日(日)夜9時には第23話が放送され、11月8日(日)夜9時には最終回を迎えるが、数字で勝ち続けてきた同番組にとって、最後の敵は「シンシー」でも裏切り者でもなく、足元の火種なのかもしれない。

【関連】『VIVANT』別班儀礼曲に泣いた視聴者たちへ…「存在しない組織」ほど儀式にこだわるワケ
【関連】紅白「VIVANT人気便乗」は早合点…二宮和也は7月の“夏の紅白”で既に大本命だった!