高橋ジョージと三船美佳はなぜ離婚したのか 「モラハラ」をめぐる主張と2016年の決着

高橋側は「まったく心当たりがない」と否定

高橋は一貫して、報じられた内容を否定した。外出禁止令や人格否定の発言はなかったとして、モラハラの存在を認めなかった。

2015年3月3日の第1回口頭弁論には、三船は姿を見せず、高橋が弁護士とともに出廷。「提訴の内容を見ると、まったく心当たりがない」と述べ、モラハラの主張を全面的に否定した。三船側がモラハラを離婚理由として訴え、高橋側が否定する形で、双方の主張は真っ向から対立した。

2016年3月、訴え取り下げで協議離婚が成立

決着をつけたのは、判決ではなかった。2016年3月29日、約1年に及んだ裁判の途中で、三船が離婚訴訟の訴えを取り下げ、高橋がこれを受け入れて協議離婚が成立した。長女の親権者は三船とし、慰謝料はなしで合意。三船側は慰謝料も養育費も求めていなかったと説明されている。

会見で三船は「急展開で驚いたけど、うれしい結果に安堵の思いです」と語った。

弁護士の説明と、高橋の反論

三船側の若旅一夫弁護士は会見で、モラハラについて「立証されたわけでもないし、モラハラがなかったと確定したわけでもない」という趣旨の説明をした。モラハラの有無が裁判所によって判断されないまま、離婚と親権について合意できたため争う必要がなくなったからである。

これに対し高橋は、会見の翌日にツイッターで、モラハラを立証できなければ裁判上の離婚は認められないはずだとして、三船側の主張に異論を唱えた。離婚後も、双方の見方は交わらないままだった。

離婚後も続いた「会えない」日々

2019年8月、高橋はフジテレビ系『ダウンタウンなう』に出演。別居後およそ5年にわたり長女と会えておらず、同年3月末に離婚後初めて、弁護士同伴・2時間限定で面会できたと明かした。高橋は番組でもモラハラを否定している。

同月の取材では、公開の裁判期日が予定されていたことから、娘をさらに傷つけると考えて離婚に合意したとも語っている。ただし、これも高橋本人の説明である。

確定しているのは「決着の形」だけ

結局、モラハラをめぐっては、三船側が主張し、高橋側が否定する構図が最後まで続いた。離婚は判決ではなく協議離婚で成立し、モラハラの有無について裁判所の認定が示されることはなかった。

おしどり夫婦と呼ばれた二人の結婚生活の内実は、いまも当事者それぞれの胸の内にある。

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