川﨑麻世とカイヤ、30年超の夫婦生活に終止符 DVをめぐる双方の主張と2000万円慰謝料請求の結末

2018年に離婚裁判 DVをめぐって主張が対立

2018年10月、川﨑は離婚を求めて訴訟を起こしていたことを明らかにした。川﨑は、話し合いや調停での解決を目指したが、相手方の出席がなかったため提訴に至ったと説明している。後に川﨑は、裁判に踏み切った理由として、2人の子供が成人したことを挙げた。

裁判では、DVをめぐって双方の主張が真っ向から対立した。川﨑はカイヤから暴力を受けたと主張し、カイヤは川﨑から長年DVを受けてきたと訴えた。

カイヤは2000万円の慰謝料を請求

川﨑の離婚請求に対し、カイヤも2019年7月に反訴。川﨑のDVなどを理由に、離婚と併せて2000万円の慰謝料を求めた。離婚そのものは双方が望んでおり、争点は、婚姻関係が破綻した原因がどちらにあるのかに移っていった。

東京家裁は離婚を認めるも慰謝料請求を棄却

2020年2月3日、東京家裁は判決を言い渡した。主文は、離婚を認め、カイヤの反訴請求を棄却するというものだった。

判決によると、離婚の原因として、川﨑の帰宅時間や互いの異性との交遊関係をめぐる口論が頻繁にあったことが認定された。家裁は、カイヤが複数の男性との交際を公言していた2015年8月ごろには婚姻関係が破綻していたと判断し、川﨑の交際相手との関係は2016年2月からで、破綻後のものと位置づけた。

争点となったDVについて、裁判所は、カイヤ側が主張した川﨑の家庭内暴力を理由とする慰謝料請求を認めなかった。一方で、仮に暴力があったとしてもカイヤ側による暴行も同程度うかがわれ、川﨑だけに責任があるとは言えないと判断した。訴訟費用はカイヤの負担とされた。

カイヤは判決後、自身のブログで、膨大な証拠を提出したにもかかわらず川﨑側の主張のみが認められたと主張し、控訴する意向を示した。

控訴審も棄却 2023年に離婚成立

カイヤは2020年2月中に控訴。控訴審では、慰謝料の請求額を300万円に減らして争ったと報じられた。しかし2023年9月20日、東京高裁はカイヤの控訴を棄却。さらに、カイヤに対し、川﨑への財産分与として6561万5309円の支払いを命じたと報じられた。これはカイヤ側が求めた慰謝料とは別の、財産分与をめぐる判断だ。

その後、カイヤ側は上告せず、判決が確定。川崎は10月19日、自身のブログで、判決に基づいて離婚届を提出したことを報告した。長く世間を騒がせたことを謝罪し、還暦を迎えてこれからの人生を丁寧に生きていきたいとつづった。

1993年の不倫謝罪会見で注目を集め、「恐妻家夫婦」として長く知られた川﨑麻世とカイヤの2人は、結婚から30年以上を経て、それぞれの人生を歩むことになった。

(第4回へ続く)

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