千島列島で「M9.9」緊急地震速報が取り消し…「地震 北海道」「静岡 地震」「石川県 地震」検索が急増!

メディアも大慌て

10月16日の昼、Googleトレンドでは瞬間的に「地震 北海道」「静岡 地震」「石川県 地震」といった言葉への関心が一気に高まった。「どこかで大きな地震が起きたのか」と不安になって調べた人がそれほど多かったということだろう。

結論から言えば、きっかけは千島列島を震源とするとされた緊急地震速報で、速報はのちに取り消された。気象庁は発表に至った経緯を調査中としており原因は分かり次第発表するとしている。

「M9.9」「震度7」まで跳ね上がった数字

報道や自治体の掲載文によると、気象庁は午後0時36分ごろに千島列島で地震があるとして緊急地震速報を出し、午後0時40分には警報として発表した。

内容は「M9.9程度以上」という途方もない規模で、北海道の広い範囲に「震度3から7」を予想し、東北、北陸、関東、東海にも強い揺れへの警戒を呼びかけるものだった。

これについて気象庁は会見で、午後0時38分にカムチャツカ半島付近でM6.9の地震があり、北海道で震度1を観測したと解説。また、これを過大に「M9.9」と報じてしまったことを説明した。ただし、なぜ過大な速報に繋がったのかについては、調査中だ。

10年前にも「東京湾M9.1」の速報

実は、巨大な数字を示した誤った速報は、今回が初めてではない。2016年8月1日の夕方にも、東京湾を震源とするM9.1、最大震度7という緊急地震速報(予報)が出された。実際に揺れは来ず、約15秒後にキャンセルの報が流れている。

この件について気象庁は後日、千葉県富津市の観測点の電源部の故障が原因だったと発表した。今回の速報は「警報」で、種別も異なり、原因が同じとは限らない。それでも、巨大地震を示す誤った情報が10年を経て再び出されたという事実は重い。

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