千島列島で「M9.9」緊急地震速報が取り消し…「地震 北海道」「静岡 地震」「石川県 地震」検索が急増!

取り消しの音で「二度ビクッ」

SNSでは、取り消しの通知音で改めて驚いたという趣旨の投稿や、まったく揺れていないのに緊張したという声が見られた。警報が鳴った直後に取り消しが鳴れば、人は一度身構えた緊張を、そのまま行き場なく抱えることになる。

命を守るための仕組みであるはずの警報が、こうした経験を重ねることで「また取り消されるかも」と受け止められるようになればまさに本末転倒で、警報への信頼を損なうおそれもある。

本物の日に人は動けるのか

千島海溝や日本海溝をめぐっては、巨大地震への備えが以前から呼びかけられている。だからこそ、誤った速報が出ることの代償は小さくない。本物の警報が鳴った日に、人が足を止め、身を守る行動を取れるかどうか。今回の件は、情報を出す側の精度と、受け取る側の信頼が問われる出来事だと言える。原因が公表され次第、改めて検証したい。

【関連】緊急地震速報でパニックになる前に…蝶野正洋が伝えたい“防災意識”【蝶野正洋の黒の履歴書
【関連】日本人の2人に1人が知らない…巨大地震に「震度8」や「震度10」が存在しない驚きの理由