サッカーが結んだ芸人2人の運命――カカロニが明かすコンビ結成までの紆余曲折

大物先輩たちが導いた転機

──カカロニのスタイルはいつから?
すがや 結構、最初の頃からですね。栗谷さんが「俺は本当にキモいんだ」と絶対の自信を持ってて、その設定が最初からウケたんですよ。最初はネタを聞くだけで笑っちゃって、これは“発明”だと思いました。
栗谷 僕らには要所要所でアドバイスしてくれる人が現れるんです。すがちゃん最高No.1(ぱーてぃーちゃん)、Den(リンダカラー∞)とのユニット『カリスマ3』も有田(哲平)さんに目をかけていただいたおかげですし。

──そういえば、お二人ともくりぃむしちゅーさんと接点がありますよね。
栗谷 僕らはくりぃむさんが好きでこの業界に入って、節目となった大事な番組は、ほとんどくりぃむさんの冠番組なんですよ。今では、すがやは有田さんと月1回遊ぶ仲ですから。
すがや 芸人になる前、養成所で僕が掲げた最終目標は「くりぃむさんと友達になりたい」だったんです。一番かないそうにない夢だったのに。
栗谷 いろんなきっかけを先輩方に与えてもらいました。僕が結婚できたのも、千鳥の大悟さんのおかげですし。

──それはどういう経緯?
栗谷 大悟さんの番組で失恋話をしてたんです。マッチングアプリでひどい失恋が続いて、「もう辞めたいい」と大悟さんに相談したら、「もっと聞きたいから続けろや」と。その後、1発目でマッチしたのが今の奥さんなんです。そのことを大悟さんに報告したら、食事に誘われて「おめでとう。お前の失恋話が聞けなくなるのは寂しいけどな」と。

──なんと男前な。
栗谷 そのときにプロポーズの相談もしたんです。東京ディズニーシーのホテルで、彼女の誕生日になった午前0時に婚約指輪を渡そうと。それも背中を押してくれて。奥さんから妊娠の報告を受けたときも、大悟さんと一緒でしたし。

──最後に次の目標を教えてください。
すがや サッカー系のイベントで、オファーに合わせたサッカーネタの漫才をすると喜んでもらえることが多くて、これはカカロニにしかできないことなんじゃないかと。今後は他の仕事も頑張りつつ、サッカー芸人として唯一無二の存在を目指したいです。
栗谷 まだ、すがやが売れてないので、僕はコンビでテレビを一周できたらいいなと。
すがや 一周したよ、俺。しゃべってないけど(笑)。
栗谷 一周回って、「カカロニは面白い」と言われたいですね。

「週刊実話」10月15日号より

かかろに:グレープカンパニー所属。2016年4月コンビ結成。ともにサッカー経験者で、コンビ名は元ブラジル代表のカカとロナウジーニョに由来。テレビやライブで活動するほか、公式YouTube『カカロニフットボールチャンネル』でサッカーの話を中心にバラエティーに富んだ企画が人気を集める。