紅白「VIVANT人気便乗」は早合点…二宮和也は7月の“夏の紅白”で既に大本命だった!

視聴率35.2%でも有吉は交代…なぜ?

その「3年周期」に当てはまるのが、3年連続で司会を務めた有吉弘行である。紅白第2部の世帯視聴率(関東地区)は、2023年が31.9%、2024年が32.7%と低迷したが、昨年は35.2%まで回復し、3年ぶりに35%を超えた。

数字が戻った年での交代は、皮肉にも映る。ただし、回復の理由が司会だけにあったとは言えず、歌手の顔ぶれなども影響しただろう。東スポは音楽関係者の話として、続投すればマンネリ感を覚える可能性があると伝えている。NHK側は交代の理由を明らかにしていないが、背景にはそうした推測も渦巻いているのだ。

「ヒリヒリ」と語った二宮の覚悟

また、後任に据えられた二宮は嵐として2010年から5年連続で司会を務め、個人でも2017年に担当した経験がある。今回の発表コメントでは、これまでは最終的に嵐として歌って挽回できたが、今回はそれができないと語り、「ちょっとヒリヒリしています」と明かした。

嵐は5月31日の東京ドーム公演で活動を終えている。嵐のいない大みそかに、その看板メンバーだった二宮を個人で迎えるわけだ。実施本部長の小池明久氏は、二宮を紅白の生放送を熟知した司会者と位置づけている。

VIVANTは便乗か、追い風か

では、紅白の司会発表で注目を集めた、堺雅人と『VIVANT』はどう位置づけられるのか。同番組の第2シーズンは10月4日放送の第19話で世帯視聴率15.4%を記録し、9週連続で15%を超えた。「今年の顔」として申し分ない存在である。

一方の堺は、大河ドラマ『新選組!』『篤姫』『真田丸』や連続テレビ小説『オードリー』にも出演してきた、NHKとの縁が深い俳優だ。局関係者は、思い入れが強く、今回のオファーも快諾してくれたと話している。紅白の審査員も、2015年と2023年に務めている。

つまり、二宮は夏からの流れ、堺はNHKとの縁と話題性、それぞれ別の理由が積み重なった結果と映る。『VIVANT』“兄弟”というオマケはNHKにとってうれしい誤算だったのではないか。大みそかに並ぶ“乃木兄弟”が、偶然の産物かあるいは設計か。答え合わせは、本番の舞台で見ることになりそうだ。

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