千賀滉大は先発復帰か、菊池雄星は残留かトレードか、今井達也はオプトアウトか――日本人3投手を待つ「2027年の分岐点」

菊池(左)、今井(中)、千賀(右)日本人3投手は来季どうなるのか


◆メジャー日本人投手を待つ2027年、それぞれの「選択」

2026年のMLBレギュラーシーズンが終了し、今オフから来季にかけて注目を集めるのが、日本人投手たちの去就だ。ニューヨーク・メッツの千賀滉大、ロサンゼルス・エンゼルスの菊池雄星、ヒューストン・アストロズの今井達也は、それぞれ異なる形で2027年の岐路に立っている。

「起用法」で揺れる千賀、「トレード事情」に左右される菊池、そして「契約選択」を迫られる今井――それぞれの立場から、2027年への動向を紐解く。

◆千賀滉大「0勝9敗」でも救援では復調 先発に戻るのか、ブルペンを受け入れるのか

千賀は「先発」にこだわるのか

契約面では、2027年のMLB残留がすでに決まっている。2022年12月に5年総額7500万ドルで合意しており、来季2027年も年俸1500万ドルが保証されているため、今オフにFA市場へ出る心配はない。

焦点となるのは「起用法」だ。2026年シーズンは8先発を含む31試合に登板し、0勝9敗、防御率7.34と勝ち星から見放される厳しい結果となった。しかし、シーズン後半にブルペンへと配置転換されてからは16回3分の2を投げて防御率3.78、22奪三振とリリーフとしての適性を示した。本人は一貫して「先発」への思いを持ち続けているとされるが、米メディアの分析ではブルペンでの起用継続を見込む見方もある。2027年の千賀は、再び先発ローテーションの枠を掴み取るのか、それとも救援陣の軸として新境地を開くのか。その選択が注目される。

◆菊池雄星「1勝7敗」で失速 残り1年の契約、エンゼルス残留かトレードか

菊池は残留か、それとも・・・

菊池雄星は今季、左肩の炎症による約4カ月の長期離脱もあり、14先発で1勝7敗、防御率4.92という不完全燃焼の成績でシーズンを終えた。

菊池の場合、2027年まで契約が残るため、本人の希望だけでなく球団の編成方針も去就を左右することになる。エンゼルスとの契約は来季まで残っているが、米「CBSスポーツ」などは「残り契約が1年であること」を理由に、今オフのトレード候補になり得ると指摘している。2024年にアストロズへ移籍した際のように、環境を変えて巻き返した実績もあるだけに、「エンゼルス残留」か「他球団へのトレード移籍」か、球団の動向から目が離せない。

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