千賀滉大は先発復帰か、菊池雄星は残留かトレードか、今井達也はオプトアウトか――日本人3投手を待つ「2027年の分岐点」



◆今井達也「先発5.83→救援2.00」 5400万ドル契約を捨ててFAになるのか

今井はどういう選択肢を選ぶのか・・・

今井達也は今、自らの手で契約を選択する重要な権利を手にしている。アストロズと結んだ3年総額5400万ドルの契約には、2026年シーズン終了後と2027年シーズン終了後に、自ら契約を破棄してFAになれる「オプトアウト権」が盛り込まれているからだ。

今季は23試合(15先発)で6勝4敗、防御率4.93を記録。数字を紐解くと、先発では15試合で防御率5.83と苦戦したのに対し、7月末にブルペンへ回ってからは8試合(18イニング)で防御率2.00、25奪三振と劇的な改善を見せた。今季の登板イニング(76回3分の2)が条件に届かなかったため、アストロズに残れば2027年と2028年の2年間で計3600万ドルが保証される。救援での好成績を背景に契約を破棄してFA市場を試すのか、それとも残留を選ぶのか、自らの去就を判断することになる。

◆3人を待つ2027年、それぞれの「生き残り方」

千賀には「先発復帰か、ブルペン定着か」。菊池には「エンゼルス残留か、トレードか」。今井には「オプトアウトしてFAか、残留か」。同じメジャーリーグでプレーする日本人投手であっても、2027年に向けたテーマは三者三様だ。

そして、彼らの進路を考える上で「メジャー残留」だけが唯一の道ではない。2026年シーズン途中には小笠原慎之介がナショナルズを離れ、日本球界(読売ジャイアンツ)へ復帰。NPB復帰後、巨人の先発として完封勝利も記録した。

千賀は先発へ戻るのか、それともブルペンに活路を見いだすのか。菊池はエンゼルスに残るのか、トレードで新天地へ向かうのか。今井はオプトアウトを行使してFA市場へ出るのか――。三者三様の「2027年」が、これから動き始める。

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