「悔しいっすね」鈴木誠也、5年契約終了でFAへ…ブルージェイズが新天地候補に浮上

次はどこ?(カブス公式インスタグラム)

3月のWBCで右膝を痛めるアクシデントに見舞われながら、開幕13試合目で戦列に復帰し、5年契約の最終年を走り抜けたシーズンだった。

それでも、待っていたのはあまりにあっけない幕切れである。カブスの鈴木誠也(32)はポストシーズン敗退でシーズンを終え、今オフはFAとなる。5年間の「通信簿」がどう採点されるのか、米国の視線はすでに“次の行き先”に注がれている。

「悔しいっすね」2戦連続安打の終戦

カブスはワイルドカードシリーズでパドレスに0勝2敗で敗れた。第1戦は0対8の完敗で、第2戦も1対4で屈している。

鈴木は「4番・右翼」で先発し、4回に中前打を放ったものの、5回は三振、8回は投ゴロ併殺打に倒れた。2戦連続安打を記録しながら、チームを救うことはできなかった。

同じくオフにFAとなる今永昇太も、登板機会のないままシーズンを終えている。終戦直後、鈴木は「悔しいっすね」と率直な思いを口にした。では、この5年間は結局どう評価されるのだろうか。

5年8500万ドルの通信簿は合格か?

鈴木が2022年3月にカブスと結んだのは、5年総額8500万ドルの契約だ。当時の円換算では約100億円とされたが、現在の為替レートでは約135億円と報じられている。

今季は143試合で打率.270、26本塁打、86打点。4年連続で20本塁打を超えたものの、昨季の32本塁打、103打点と比べると、長打力の数字は減少した。メジャー通算は113本塁打で、単純計算すれば1本あたり約75万ドル、現在の円換算では1億円を超える。

もっとも、これはあくまで試算にすぎず、年俸は本塁打だけの対価ではない。実際、米移籍情報サイト「MLBトレード・ルーマーズ」によれば、今季の四球率は自己最高の12.8%に達し、守備指標のDRSも移籍後最高の+14だったという。

同サイトは「非常に魅力的なFA」と評しており、本塁打数の見た目以上に中身が評価されているようだ。ただし次の契約では、今季減った長打力を取り戻せるかという安定感も、評価材料になりそうだ。

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