広島が「ゾンビたばこ」騒動の矢野・小園・前川・田村の4選手を「信頼なく」戦力外

小園海斗内野手

プロ野球・広島東洋カープは10月1日、矢野雅哉内野手(27)、小園海斗内野手(26)、前川誠太内野手(23)、田村俊介外野手(23)の4選手と来季の契約を結ばないことを発表した。前川を除く3選手は、指定薬物の使用で有罪判決を受けた元選手とともに「ゾンビたばこ」の売人とされる人物との会食に同席した写真が、7月に一部週刊誌に掲載されていた。

発端は、元広島の羽月隆太郎が指定薬物エトミデート、いわゆる「ゾンビたばこ」を使用したとして逮捕・起訴されたことにある。羽月には2026年5月、広島地裁で拘禁刑1年、執行猶予3年の判決が言い渡された。

週刊誌報道から家宅捜索、書類送検へ

羽月にエトミデートを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の疑いで再逮捕された滝口涼介被告が、7月に写真週刊誌で矢野、小園、田村の3選手と親密そうにしている様子の写真とともに報じられた。球団は報道を受け、矢野の出場選手登録を抹消。鈴木清明球団本部長は「売人と言われる人と、密室にいること自体が、強い疑惑を抱く状況」と対応を説明した。

7月30日には広島県警が矢野、前川の両選手の自宅などを家宅捜索したと球団が発表し、9月25日には書類送検された。代理人弁護士は「違法薬物の譲り受けや使用の事実はない」と主張し、2人とも容疑を否認している。

一方、小園と田村の両選手は週刊誌報道のみで、書類送検などの処分は受けていない。2軍公式戦の最終戦となった9月27日のファーム・リーグ・オリックス戦にそろって先発フル出場していた。

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