糖質制限vsカロリー制限…ダイエット業界を二分する“派閥抗争”の実態【ダイエット業界の闇2】

“糖質カット”は正しいのか!?(画像はAIで生成したイメージ)

いつの時代も活況を呈しているのが、ダイエット業界。最近では糖尿病治療薬を使った瘦身術も人気を集めているが、さまざまなダイエット法のリスクから悪徳パーソナルトレーナー増加の背景まで。メディアが触れない、「ダイエット業界の裏事情」を深掘りしてみた(3回中の2回)。

【ダイエット業界の闇1】を読む

カロリー制限vs糖質制限! 泥沼の派閥抗争

長年、「カロリー制限」が王道だったダイエット業界に突如として現れ、たちまち覇権に迫る支持を得た「糖質制限」。今やコンビニやドラッグストアには“糖質カット”を謳った商品が並び、実際、短期間に数十キロの減量を果たした昨今の有名人などはこちらの派閥が目立つ。
 
だが、日本人の魂にして「ひと粒に七柱の神様が宿る」とまで言われる米を断つ術には、抵抗感が拭えない者も多い。専門のカウンセラーやトレーナーの中でも、両派閥の主張は相反することが少なからず、バチバチの抗争状態と言っても過言ではない。
 
「結論を言えば、どちらの手段でも痩せます。ただ、『糖質を制限しても(ケトン体をエネルギーとするので)普通に脳は回る』というのが『糖質セイゲニスト』たちの主張なのですが、そのわりに彼らは常にイライラしていてキレやすい。寿司屋で(ネタだけ食べて)シャリを残すような習慣を周りに批判されれば、烈火のように怒り散らかす印象です。やたらとカロリー制限派に対して攻撃的な様子も見ていると、やはり人間にはある程度の糖質が必要なのだなと感じてしまいますよね(笑)」(栄養士・49歳) 

人格変貌がもたらす怪我の功名

また、「糖質がいかに体に毒か」を社会に対して啓蒙する者も目立ち、その宗教じみた様子が周りにドン引きされることも。

とはいえ、こうした人格の変貌ぶりこそ、ダイエットには大いなるメリットとなることは間違いない。意志が弱かったり、環境に恵まれず、幾度も挫折を経験した万年ダイエッターにはやはり最適な手段かもしれない。

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