男子バレー・髙橋塁が公表「初めて自分自身を認めることができました」弟・藍との2年間

「ありのままの自分でいい」(インスタグラムより)

男子バレーボールのサントリーサンバーズ大阪に所属する髙橋塁選手が9月29日、自身のSNSで、ゲイでありセクシュアルマイノリティの一人であることを公表した。日本代表・髙橋藍選手の兄としても知られる26歳の現役選手が自らの言葉で発信したことに、競技の枠を超えて大きな注目が集まっている。

塁選手は「ご報告」と題した文書で、「僕は幼き頃から、自分自身のある一面について向き合うことを恐れ、悩み、自分自身を否定していました」と胸の内を明かした。そのうえで「それは、僕がゲイであり、セクシュアルマイノリティの一人であるということです」と続けている。

自分を認められた、弟との2年間

転機として挙げたのが、弟の藍選手と同じチームで過ごした約2年間だ。塁選手は「藍と話したことをきっかけに、初めて自分自身を認めることができました」と説明。自分の気持ちを言葉にして心を整理するうち、少しずつ「ありのままの自分でいい」と思えるようになったという。

ここまで自分と向き合えたのは、藍選手との時間に加え、家族やチームメート、スタッフ、関係者の支えがあったからだと感謝もつづっている。

公表の時期については、新しいシーズンを迎えるにあたり、応援してくれるファンにも自分自身の言葉で伝えておきたかったためと説明。さらに、理由や背景は違っても自分を受け入れられずに悩む人にとって、自分が向き合い言葉にして伝えることが、何かのきっかけになればうれしいとも記した。

同じコートを目指した兄弟の歩み

塁選手は2000年1月14日生まれ。京都の東山高校、日本大学を経て2022年にサントリーへ入団したアウトサイドヒッターで、背番号は21。2026-27シーズンも同チームと契約を更新している。

弟の藍選手は小学2年からバレーボールを始め、東山高校では兄弟でプレーした。その後、藍選手は海外で経験を積み、日本復帰後の2024年にサントリーへ加入。兄弟は再び同じユニフォームを着ることになった。ファンからは、YouTubeチャンネルの名にもなっている「らんるい」の愛称で親しまれてきた。

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