男子バレー・髙橋塁が公表「初めて自分自身を認めることができました」弟・藍との2年間

別々のチームで迎える新シーズン

2人が同じチームで戦ったのは2シーズン。藍選手は2025-26シーズン限りでサントリーを退団し、ポーランドの強豪ルブリンに加入した。9月22日には関西空港で取材に応じ、現地へ向けて出発している。

藍選手の退団後の2026年5月、塁選手は「藍と過ごした2シーズンは非常に濃く、一生の思い出」と投稿していた。今、兄弟はそれぞれ別のチームで新シーズンを迎える立場にある。なお、今回の公表について、藍選手本人のコメントは現時点では伝えられていない。

投稿は公表直後から急速に拡散し、同日正午までに表示回数が1000万回を超えたと報じられている。SNS上には、これまでと変わらず応援するという趣旨の声が相次いでいるほか、チームの練習拠点がある大阪府箕面市の市長も、応援のメッセージを寄せたという。

「髙橋塁らしく」歩む決意

塁選手は文書の最後に「これからも、髙橋塁らしく、バレーボールを通じて成長していきたいと思います」と記した。人気選手の「兄」として語られる場面も少なくなかったが、公表文から浮かぶのは、兄弟でバレーボールに打ち込み、プロの舞台で再び同じチームに立った一人の選手の歩みである。

今回の公表は競技を離れる宣言ではなく、これからも現役選手としてコートに立ち続けるという意思表示だ。性的指向という一点だけでなく、本人が長く向き合ってきた時間と、兄弟で歩んできたバレー人生の一つの節目として受け止めたい。

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