車が通れない被災地でバイクが活躍 蝶野正洋が考える“災害に強い移動手段”【蝶野正洋の黒の履歴書】

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豪雨の高速道路で「あわや衝突」

全国的に大雨による被害が発生している。特に今年は、雨被害がなかったような地域でも観測史上最大の雨量が記録されており、被害が大きくなっている。いつも使っている道路が冠水するとは予想していないから、水害に慣れていない住民はどうすればいいか分からなくなってしまうんだよ。

テレビのニュースで、車体が水の中に沈んでいるのに走るクルマの映像が流れたりするじゃない。運転手側からすると、周囲の状況が見えないから走り続けてしまうんだよ。特にクルマに乗ってるとの足元の状況が分からないから、水に浸かっていても気づかない。

ガソリン車は排気マフラーがあるから、水没には弱い。電気自動車やハイブリッド車は、駆動方式やシステムによって水への耐性が大きく違う。でも、クルマを買うときに「もし水に沈んだら」と想定して選ぶケースはほとんどない。だから、いま持ってるクルマが水に対してどんな脆弱性があるか、改めて把握しておくべきだね。

以前、高速道路を走っていたら、大雨が降ってきたことがある。俺は高速に入ったときはいつもオートドライブモードにするんだけど、雨がひど過ぎてレーダーが効かなくなり、周囲の状況を捕捉できなくなってしまった。それで、危うく前のクルマにぶつかりそうになったことがある。クルマは高機能化しているけど、その機能だけに頼ってしまうと、いざというときに制御できなくなるから、気をつけておいたほうがいいね。

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