三連覇ソフトバンクにセ・リーグ覇者は勝てるのか… 阪神・巨人が挑む勝機とは

三連覇ソフトバンクにセ・リーグ覇者は勝てるのか

パ・リーグを席巻するソフトバンクが、84勝47敗3分、勝率.641という驚異的な数字を積み上げている。チーム防御率は2.90。打線も栗原陵矢が37本塁打111打点、近藤健介が打率.306、出塁率.428、周東佑京が28盗塁を記録するなど、攻守に高い戦力を誇る。まさに「日本シリーズで当たったらどうするのか」と思わせる巨大戦力だ。

だが、セ・リーグでは阪神と巨人が優勝争いを繰り広げている。阪神は72勝58敗1分、巨人は73勝59敗2分で、勝率は阪神.554、巨人.553。ゲーム差はゼロだ。どちらがソフトバンクと対戦することになるのか、まだ分からない。

では、阪神ならどう戦うのか。巨人なら、どこを突くのか。NPB公式データを細かく見ていくと、84勝のソフトバンクにも、短期決戦で攻略の糸口になりそうなポイントが浮かび上がってくる。

 ◆ 84勝の“怪物”にも打線の切れ目がある


まず注目したいのが、圧倒的な主力と下位打線の数字の落差だ。近藤は出塁率.428、栗原は37本塁打111打点。周東も28盗塁を決めている。上位から中軸にかけては、出塁、長打、走塁で相手にプレッシャーをかけられる。

一方、今宮健太は打率.209、海野隆司は.197など、下位には打率2割前後の選手もいる。もちろん、これだけを見てソフトバンク打線を「弱い」と見るのは早計だ。チームとして84勝を挙げている以上、打線全体の破壊力は高い。

重要なのは、短期決戦でこの打線をどう分断するかだ。近藤や栗原らの前後を自由につながせず、下位打線との勝負でアウトを積み重ねる。ソフトバンクの打線を丸ごと抑え込むのではなく、いかに連打を許さないかがポイントになる。

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