デヴィ夫人「殴る蹴るは一切ない」罰金20万円求刑で猛反論…「愛犬の最期」をめぐる主張にSNSでは擁護論も

「私はシャンパングラスは投げていません、殴る蹴るも全くなかった」と否定したデヴィ夫人

「デヴィ夫人」ことラトナ・サリ・デヴィ・スカルノ被告(86)に対し、検察側が罰金20万円を求刑した。

起訴状などによると、デヴィ夫人は2025年2月に東京・渋谷区の飲食店で女性スタッフにシャンパングラスなどを投げつけた罪と、同年10月に渋谷区の動物病院で当時マネージャーだった女性に暴行を加えた罪に問われている。

検察側が「危険で粗暴な犯行」「内省がみられない」と指摘したのに対し、弁護側は、動物愛護に対する思いなど事件の背景に「くむべき事情がある」と主張。また、事件後の出演キャンセルなどで約9000万円の損害を受けたとして、「すでに十分な社会的制裁を受けている」と訴えた。

一方、デヴィ夫人本人は過去の被告人質問で、シャンパングラスについて「投げていないと思う」、動物病院の件については愛犬の死で「動転していた」などと説明。8日の公判でも「全面的には認めておりません。シャンパングラスは投げておりません。殴る蹴るは一切しておりません」と起訴内容の一部を否定した。

こうした中、デヴィ夫人がSNSで展開した“猛反論”をきっかけに、過去に本人側がブログなどで発表していた「騒動の裏側」に再び注目が集まっている。

◆ 日テレ報道へ「失望」…「公平でなく、偏見」と猛反論

求刑報道を受け、デヴィ夫人は9月9日未明、自身のX(旧Twitter)を更新。日本テレビの報道に対し「日テレの報道には失望。私はシャンパングラスは投げていません、殴る蹴るも全くなかったと否定。にもかかわらず、被害者の発言のみを報道するのは、公平でなく、偏見」と訴えた。

さらに「目の前にいる人に、おしぼりさえ当ててないのに、グラスを投げつけるなど。弁護士が明白な論理で、検察側が出してきた主張に反論しています」と主張。起訴内容の一部について、あらためて強く異議を唱えた。

この投稿を受け、ネット上ではデヴィ夫人側が過去にブログなどで発表していた「動物病院でのトラブルの経緯」も改めて注目されている。

Instagramでも愛犬との写真を掲載していたデヴィ夫人


◆ 掘り起こされた「愛犬の最期」…デヴィ夫人側が訴えていた騒動の経緯


当時、デヴィ夫人側がブログなどで発信した説明によると、トラブルの背景には、愛犬のチワワの死があったという。

デヴィ夫人側の説明では、愛犬が亡くなった動物病院で、状況を確認しようとした際、当時の女性マネージャーが後ろから抑え込もうとしたため、腕を振り払ったとしている。また、退室を促す際も愛犬を抱いて両手が塞がっていたため、足でドアの方向を示したものの、「殴る」「蹴る」と表現されるような行為はしていないと説明していた。

さらに、2025年2月の飲食店での件についても、元従業員との「犬食」をめぐる議論で感情的になり、おしぼりなどを壁に向かって投げたものの、誰にも当たっていないと主張。防犯カメラの映像などを引き合いに出しながら、「暴行罪」と扱われることへの強い不信感を訴えていた。

◆ SNSで「擁護」と「批判」が交錯…判決は10月6日

デヴィ夫人の投稿や過去の主張が再注目されたことで、SNS上では議論が白熱している。

ネット上では「愛犬の最期を目の当たりにしたら取り乱すのも理解できる」「一方的な報道だけで叩くのは良くない」とデヴィ夫人側に一定の理解を示す声がある一方、「どんな事情があっても他人に手をあげたり物を投げたりしてはいけない」「法廷で客観的な事実がどう認定されるかが重要」といった慎重な意見も見られる。

もっとも、ここで紹介した愛犬をめぐる経緯や防犯カメラについての説明は、いずれもデヴィ夫人側から発信された主張だ。

検察側は「危険で粗暴な犯行」と指摘し、弁護側は事件の背景に「くむべき事情がある」と主張。そして本人は起訴内容の一部を否定している。

双方の主張や裁判上の立場には食い違いも見られるが、最終的に裁判所がどのような判断を下すのか。

注目の判決は10月6日に言い渡される。

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