板野友美「意見と誹謗中傷は違う」正論も反発の声…なぜ“ともちん”は厳しく見られる?

SNSで人格否定や誹謗中傷へ警告した板野だったが・・・(Instagramより)
元AKB48のメンバーでタレント、実業家の板野友美(35)が9月4日、自身のXを更新した。「意見と誹謗中傷は違う」と訴え、娘への愛情や夫婦関係、さらには自身の人格まで、限られた発信だけをもとに憶測で語られることへの違和感をつづったのだ。

板野は、悩みや葛藤も含めて発信することで、同じように悩む人が「自分だけじゃなかった」と思える場所を作りたいと説明。一方で、発言の一部だけが切り取られ、「親として娘に愛情がない」などと判断されることには疑問を呈した。

「明らかな誹謗中傷や事実とは異なる情報については、自分や家族を守るためにも、必要に応じて適切に対応していきたい」

主張そのものはもっともだ。ところが、今回の投稿に対してネットで目立ったのは、板野への共感ばかりではなかった。

「発信しなければいい」
「家族を守りたいなら子供を表に出さないほうがいい」

など、厳しい声も相次いだ。

「意見と誹謗中傷は違う」という板野の主張が正論であるほど、なぜ反発する人が少なくないのか。そこには、今回の投稿だけではなく、これまでの板野の発信を見てきた人たちが抱くイメージも影響しているのかもしれない。

◆「家族を守るなら発信しなければいい」厳しい声が続出

今回の投稿の背景にあるのが、娘をめぐる最近のSNS発信だ。

板野は4歳の娘との日常をYouTubeやSNSなどで発信している。7月には、娘がインターナショナルスクールに通っていることについても語り、英語を使う環境と家庭での日本語教育について明かしていた。こうした発信に対しては、肯定的な反応がある一方、ネット上では「自慢に聞こえる」といった声も出ていた。

さらに、キッザニアでの様子を収めた動画をめぐっても、娘が泣いているように見える場面や、板野が撮影に集中しているように見える場面がネット上で話題となり、一部ユーザーから批判が寄せられた。
もちろん、短い動画だけで親子の関係や実際の状況を判断することはできない。

それでも、
「子供を動画のアクセサリーにしているように見える」
「子どものためにも、あまり発信しないほうがいいのでは」
「家族を守りたいなら家族は表に出さないほうがいい」
といった声が上がった。

板野が今回の投稿で問題視したのは、こうした発信の一部分から、親としての愛情や人格まで決めつけられてしまうことだった。もっとも、ネットから返ってきたのは「それが嫌なら発信しなければいい」という、なかなか手厳しい反応でもあった。

◆娘への発信で広がった「親としてどうなの?」の声

板野にとって、家族の日常を発信することも、自身が抱える悩みや葛藤を伝えることも、活動の一部なのだろう。実際、今回のXでも「SNSに映っているのは、私たち家族の日常のほんの一部分」と説明している。

一方、見る側からすれば、その「ほんの一部分」が公開されている以上、そこから感想が生まれるのも事実だ。

「発信の影響力はかなり高い」
「誹謗中傷には法的対応をしたほうがいい」
と板野を擁護する声もある。

しかし、
「子供の話をしなければいい」
「顔を出さないと決めたなら子供を映さないほうがいい」
という意見も少なくない。

つまり、今回の投稿で板野に共感する人がいる一方、反発の声もかなり目立っている。板野の主張が間違っているという話ではない。それでも、なぜこれほど厳しい反応が出るのか。

その理由を探ると、板野がこれまで世間からどう見られてきたのかという問題に行き着く。

◆AKB時代から続く「特別扱い」のイメージ

板野はAKB48の黄金期を支えた人気メンバーの一人だ。
当時、周囲が黒髪中心だった中で、板野は茶髪で活動するなど独自のスタイルを貫いていた。本人も後年、AKB加入前から茶髪にすることを夢見ていたと語っている。

アイドルらしさにとらわれないファッションや髪形も「ともちん」の個性として注目された一方、「ほかのメンバーとは違う」と映ることもあった。

AKB48がまだ現在ほど大きな存在ではなかった時代から、「ともちん」のファッションや髪形は独自路線だった。

それが人気の理由にもなった半面、見る人によっては「アイドルなのにアイドルらしくない」と感じられる部分でもあった。

こうした過去のイメージは、卒業から年月がたった現在も完全には消えていないようだ。

板野を昔から知る人ほど、現在の発信を見る際にも、当時の「ともちん」の印象を重ねているのかもしれない。

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