被害女性に「同意書」書かせた凶悪性犯罪…星乃莉子が「すべて演技だ」「AVのせいにするな」と訴えた“真意”

「あーし達の努力が水の泡にならないことを願う」と投稿した星野莉子

「同意書を書け」「家族ごと殺す」…AV以前に問われる犯人の異常性

今回の事件で明らかになったのは、アダルト作品の影響以前に、犯行側が被害女性を支配し、逃げられない状況に追い込もうとした計画的な実態だ。

被害女性には「性行為の同意書」を何枚も書かせ、名前や生年月日を記入させたうえ、身分証を撮影。さらに実家の住所まで聞き出し、ネットで家の外観などを確認したとされる。「このことを言ったら家族ごと殺すぞ。動画もばら撒くからな」などと脅された被害女性は、ただ頷くしかなかったという。

こうした凶行を見れば、問題の本質が「AVを見たから」などという単純な話ではないことは明らかだ。相手の意思を無視して暴力で支配し、その後の告発まで封じようとする。そこにあるのは、コンテンツの影響などではなく、他者の人権を踏みにじる犯罪者側の身勝手な論理にほかならない。

「すべて演技だ」星乃莉子が示した境界線

星乃さんが訴えた「すべて演技だ」という言葉は、今回の事件を受けて改めて、アダルト作品と現実の性行為を混同してはいけないという当たり前の線引きを示したものだろう。

性犯罪が起きるたび、その原因を映像や漫画、ゲームなど特定のコンテンツに求める議論は起こりやすい。しかし、作品で描かれるフィクションと、現実の人間に対する同意のない暴力は明確に切り分けて考える必要がある。

拘禁刑22年という厳しい判決が下された今回の事件。裁判で明らかになった異様な犯行実態と、それを受けて声を上げた星乃さんの投稿は、改めて「同意とは何か」「フィクションと現実をどう区別するのか」という重い問題を突き付けている。

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