金正恩が返り血浴びる! 北朝鮮兵士の韓国亡命阻止へロシアが異例の捕虜交換提案

面目が丸潰れに…

現在のロシアと北朝鮮の関係がここまで逆転するとは、いかなる国際通も予想しなかっただろう。

捕虜2人の韓国亡命が焦点に

「ウクライナで北朝鮮の朝鮮人民軍兵士2人が1年半に及ぶ捕虜生活を送っていますが、韓国紙などの取材によると、2人は韓国への亡命を望んでいるものの、膠着状態が続いているようです。こうした中、6月29日から30日にかけて訪韓したウクライナ外相が、『ロシアから、2人(朝鮮人民軍兵士)とウクライナ軍の捕虜数千人を交換しようとの提案があった』と述べたと韓国メディアが伝えたのです」(北朝鮮ウオッチャー)

捕虜が韓国に亡命した場合、北朝鮮の金正恩総書記のメンツは丸潰れだ。まず国家に絶対的忠誠を尽くしているはずの人民軍兵士が、「工務だ」と騙されてロシアに派兵され降伏したこと。次に北朝鮮の自由なき体制を批判する声が世界中に拡散することが避けられないからだ。

クルスク奪還で生じた軋轢

「北朝鮮は2024年以降、ロシア西部のクルスク州を奪還するため、約2万人規模の特殊部隊を派兵しましたが、昨年後半からロシアの財政悪化で北朝鮮への外貨支払いが滞り、食糧や食用油など代替品を支給し始めたことで両国間に軋轢が生じていました。ロシアはそんな状態でもクルスク州奪還作戦後の戦況悪化を受け、北朝鮮兵のウクライナ前線投入を求めました。しかし、北朝鮮はロシア領を越えることに慎重で、回答を先延ばしにしていた。プーチン大統領は、何としても2人の兵士の韓国亡命を阻止し、ウクライナ軍捕虜数千人という数字の合わない条件を持ち出してでも、金正恩氏の機嫌をとっておかなければならないのです」(国際ジャーナリスト)

崔善姫訪露、3万人派兵要請

7月19日にロシアを訪問した北朝鮮の崔善姫外相は、プーチン氏と会談した際、「ウクライナ危機の根本原因を解消するためのロシアのあらゆる取り組みを支持する」と表明した。

この会談でロシア側は北朝鮮兵の給与を初期の1カ月2000ドルより多く支払い、遅配しないことを約束した上で、3万人規模の特殊部隊派兵を要請したとみられる。

ロシア側の再派兵要請に対し、北朝鮮は自国の安全保障空白を理由に1万人から2万5000人の派兵にとどめ、応じたという。

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