北朝鮮がドローン生産大国へ スパイ天国・日本の精密部品が大量生産を支える驚愕の舞台裏

製品内部は90%メイド・イン・ジャパン”

ロシア軍がウクライナに侵攻した直後、西側諸国の政府機関は、自国の首都から数百人規模のロシアのスパイを追放した。以来、そのうちの数十人が日本に潜伏中だ。

日本は世界最高峰のスパイ天国とされる。その一因は、第2次世界大戦の戦勝国が設計した戦後の封じ込め政策により、日本の情報機関を潰してきたことにある。

ロシア側は北方領土の島の1つを「ゾルゲ」と命名することを7月28日に発表した。ゾルゲは、ソ連の伝説的スパイのリヒャルト・ゾルゲのことで、太平洋戦争前に東京でスパイ活動に従事し、逮捕、処刑された。母国のロシアでは英雄視されている。

日本のスパイ防止法制の脆弱さと、高度なハイテク産業により、日本はロシアの戦争遂行に必要不可欠な国となっており、対ロシアと戦時下にあるウクライナ政府の推計によれば、ロシアのミサイルとドローンの約90%に日本製部品が使われているという。

この“部品90%説”は、7月29日放送の『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)でも報じられた。

北朝鮮への追加派兵要請の背景

ところで、ロシアのウクライナ侵略戦争に派兵している北朝鮮に追加派兵の動きがあった。ウクライナのゼレンスキー大統領は、「ロシア側が北朝鮮に3万人の追加派兵を望んだ」と西側メディアに公開したのだ。

韓国の情報機関である国家情報院も、北朝鮮がロシアへの派兵対価を十分に受け取れずに不満を抱いているという点に触れつつ、今回のロシアの追加派兵要請の背景と北朝鮮のメリットについて以下を挙げた。

●7月1日、米国の戦略国際問題研究所(CSIS)によるとロシア軍の死傷者は140万人(死者約45万人)に達しており、投獄者を投入しても軍編成が容易ではなく、今回、再派兵した場合、その対価として、より日米韓の安全保障に脅威を与える軍事技術を受け取る可能性が大きい。

●北朝鮮はロシア側の切迫した事情に付け込み、派兵対価としての衛星技術や、ICBM(大陸間弾道弾)の大気圏再突入技術、さらに原子力潜水艦に関する技術移転の可能性がある。

「ロシアは、さすがにこれら核心軍事技術の移転に難色を示しており、ウクライナ戦で威力を発揮した安価な兵器、ドローン技術で北朝鮮のウクライナ化を図ろうとするでしょう。ロシアの武器開発・生産拠点だったウクライナを失った今、ロシアと北朝鮮が北朝鮮国内にドローン生産工場を共同で建設する構想を協議しているとの情報があるのです」(国際ジャーナリスト)

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