中学生の55人に1人が市販薬を乱用 小学生も補導・トー横グリ下の売人逮捕が続くオーバードーズの実態

小中学生にまん延!

市販薬や処方薬のオーバードーズ(薬の過剰摂取)が少年少女の間で蔓延している。東京・歌舞伎町の「トー横」や、大阪・ミナミの「グリ下」では売人が逮捕された。中学生の約55人に1人がオーバードーズであるという衝撃的な調査結果も出ている。

「パキる」がファッション感覚に 小学生も補導

昨年10月13日午後5時半頃、新宿区歌舞伎町の雑居ビルから女子中学生(14)が転落し死亡した。女子中学生は自ら飛び降りたとみられるが、直前までトー横エリアにいた。女子中学生はオーバードーズ状態だった可能性があるという。

警視庁はトー横対策で補導を続けているが、最近、オーバードーズ関連で補導されるケースが目立っており、今年は小学生の女子児童(12)がオーバードーズで補導されている。

「少年少女らは、市販薬などオーバードーズで酩酊状態になることを『パキる』と呼ぶ。ファッション感覚で服用しており、SNSでも売買が繰り返されています」(街角ライター)

今年7月、トー横で薬の売人として知られていた24歳の無職男が、警視庁に麻薬取締法違反(営利目的譲渡)の疑いで逮捕された。男は、トー横で知り合った神奈川県に住む高校1年の少女(16)に対し、2回にわたり、睡眠薬や精神安定剤など約420錠を約19万円で販売していた。

3月には、販売目的で睡眠薬を所持していたとして、神奈川県の中学3年少女(15)が麻薬取締法違反(販売目的所持)の疑いで書類送検された。

グリ下の売人は自宅に5800錠 生活保護受給者が2万錠を横流し

5月、大阪・ミナミのグリ下周辺で「薬屋さん」と呼ばれていた40代の無職男が医薬品医療機器法違反などの疑いで大阪府警に逮捕された。今年1月下旬、15歳と17歳の女子中高生2人に睡眠導入剤や向精神薬など60錠を譲り渡していた。2人はオーバードーズしており、電車内で昏睡状態になっているところを保護された。

男の自宅などから約5800錠の薬が見つかった。男は生活保護受給者で2024年2月以降、約2万錠を処方されていたという。

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