支持率が発足以来最低に キングメーカー・麻生太郎の逆襲と90人包囲網で「高市おろし」勃発か

茂木グループ90人が高市包囲網を形成か

麻生氏は高市氏の動向を警戒しながら、来秋実施される予定の自民党総裁選を見据えているという。

「基本、麻生氏は自民党唯一の派閥を率いている手前、勝馬に乗ろうとする。子分にポストを与えなければ、求心力は維持できませんからね。ただ、高市氏が麻生氏を遠ざけたり、政権支持率がもっと急落したら、茂木敏充外相を担ぐとみられている。茂木氏と頻繁に密談を重ねるのも、高市サイドへのある種、陽動作戦だろう」(同)

政治家として党幹事長、経産相などを歴任した茂木氏の実績は申し分ないが、昨年の自民党総裁選では立候補5人中、最下位だった。1位高市氏183票、2位小泉進次郎防衛相164票、3位林芳正総務相134票、4位小林鷹之政調会長59票で、茂木氏は49票だ。

「茂木氏は鈴木宗男参院議員の愛娘、鈴木貴子党広報本部長らを筆頭に30人前後のグループで勉強会を続けています。ここに約60人を擁する麻生派が合流すると、計90人。昨年の総裁選1回目投票で、小泉防衛相が獲得した議員票トップとなる80票を大きく上回ります」(政治担当記者)

9月改造で「高市・維新VS麻生・国民民主」が勃発!?

もともと、麻生氏は連立与党を組む維新とは距離を置く一方、野党の国民民主に近いとされる。

「日本初の女性首相となった高市氏は、維新にも恩義を感じている。衆院定数削減法案は先送りになったが、維新のメイン政策の1つである副首都法案は是が非でも実現させたかった。麻生氏は衆院定数削減も副首都構想にも熱心ではない。国民民主が賛成に回った改正皇室典範が成立したのでホクホクです。内閣改造、党役員人事の際には高市・維新VS麻生・国民民主の分裂抗争が浮き彫りになりそうです」(同)

今日の友は明日の敵か。

【関連】林芳正・茂木敏充・小渕優子が動き出した 次期総裁選に向け激化する「ポスト高市」の争い
【関連】養子の子は皇位継承権あり 皇室典範改正案に「立法府の総意から逸脱」の批判、愛子さま天皇待望論にも影響