【悲鳴】デンジャー松永「肉が1キロ1000円値上げ」 牛肉高騰でステーキ店悲鳴、焼肉店倒産も過去最多

ミスター・デンジャーの悲痛なSNSが反響をよんでいる(左は越中詩郎氏 ミスターデンジャー松永光弘Xより)

「1キロ1000円上がると言われた」

元プロレスラー ミスター・デンジャーこと 松永 光弘氏の悲痛なSNS投稿が、大きな反響を呼んでいる。

1992年に後楽園ホールの2階バルコニーから飛び降りる壮絶なパフォーマンスを見せるなど、リング上で数々の死闘を生き抜いてきた男を、いま最も苦しめているのは、レスラーではなく止まることを知らない牛肉価格の高騰だった。

■ デンジャー松永を襲う「肉が1キロ1000円値上げ」の衝撃

松永氏はプロレス引退前の1997年、東京都墨田区に「ステーキハウス・ミスターデンジャー」を開業。開業前には名店『ステーキの志摩』で一から修行を積み、試合のない日は自ら肉を焼き続ける料理人でもある。約30年にわたり墨田区で営業を続け、地元住民やプロレスファンに親しまれてきた彼が今年7月、自身のX(旧Twitter)でこう打ち明けたのだ。

『ここ数年、ひたすらに値上がりし続けた肉の値段ですが、何と肉屋から1キロ1,000円上がるとの通告がありました。しかもうちの店が使っている部位のみ。気になって検索すると知り合いの焼肉屋が2店閉店していました。戦争ですらいつ始まってもおかしくない世の中ですし、企業努力を続けるしかないです』

デスマッチで数々の危険技を受け続けてきた松永氏にとっても、この突然の仕入れ値暴騰は“受け身では防げない現実”だった。さらに「知り合いの焼肉店が2店閉店していた」という一文は、外食産業の現場がいかに危機的な状況にあるかを物語っている。

■ 輸入牛肉は過去最高値へ――止まらない高騰の背景

松永氏を襲った悲鳴は、決して一店舗のトラブルではない。農林水産省の調査でも、輸入牛肉の店頭価格は2003年の調査開始以来、過去最高値を更新。部位によっては「輸入肉のほうが国産肉より高い」という衝撃的な“価格逆転現象”まで起きている。

背景にあるのは、アメリカでの干ばつによる飼料価格の高騰、歴史的な円安、そして海上輸送費の上昇だ。世界的な牛肉需要の拡大も重なり、仕入れコストは際限なく押し上げられている。松永氏が営む「デンジャーステーキ」のように、リーズナブルな価格で人気を集めてきたポンドステーキ店ほど、この円安と海外価格上昇の直撃を受ける構造になっているのだ。

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