先場所覇者・若隆景を襲った悪夢! 緊急手術と「コンパートメント症候群」の恐怖

両国国技館(C)週刊実話Web

有為転変は人生に付き物だが、栄光の後にこんな悲劇が待っていたとは、誰が予想しただろうか。

大相撲名古屋場所(IGアリーナ)が7月12日から始まっている。入場券も発売と同時に完売するなど、相撲人気は相変わらず上々。力士たちも、綱取りを目指す大関霧島(30)をはじめ初日から白熱した相撲を見せているが、残念なことに先場所の覇者で大関昇進の足場固めを期待されていた注目の力士、関脇若隆景(31)の姿が見えない。

名古屋場所入りし、佐渡ヶ嶽部屋に出稽古した7月1日、左足の大腿部を負傷したのだ。稽古を途中で切り上げた若隆景は「大丈夫です」と軽傷を強調していたが、自分の部屋に戻ってから事態は急変した。

稽古後の異変と5時間に及ぶ二度の「緊急手術」

「師匠の荒汐親方(元幕内蒼国来)の話によると、風呂から出たところで急に痛みが増し、救急車で病院に運んだところ、血行障害で神経まひなどを引き起こすコンパートメント症候群と診断され、壊死の恐れもあったことから3時間の緊急手術を受けた。さらに深夜に出血が止まらなくなったため、再手術を行い、こちらの手術時間は2時間だった。6日時点で容態は安定しており、一般病棟に移っているが、今後も複数回の縫合手術を受ける予定で、退院の目途は全く立っていないそうです」(大相撲担当記者)

つまり、若隆景は相撲どころではなくなったのだ。

「医者は"3カ月ぐらいで完治する"と言っているそうだが、それは順調にいっての話。慎重な治療が必要で、復帰時期は決められないのでは」(協会関係者)

【関連】新小結・義ノ富士が名古屋場所でV宣言! 大関取りへクーラー完備の最新部屋で猛稽古

長期離脱による番付降下…再び試される不屈の闘志

仮に3カ月後に完治したとしても、そこからリハビリなどの期間は必要不可欠。本場所の土俵に戻って来れるのは、来年1月の初場所あたりか。

「番付も幕下まで降下している可能性は高い。若隆景は3年前も右膝のケガで幕下転落を経験している。不屈の闘志が売り物の相撲巧者だが、年齢も年齢だし、かわいそうだけど、これで大関の目は完全に消えましたね」(同)

さあ、もう一度、地獄から這い上がれるか。

【関連】若隆景Vの夏場所で懸賞金2億超のバブル! 一方で三役5人休場の異常事態と2年先まで埋まる地方巡業の闇