大谷翔平の父が育てた男・佐々木麟太郎 知られざる"岩手ルート"の絆と正体

先輩の背中が見えているか

19日の会見で、麟太郎は「すごく厳しい競争世界になるのは間違いない。しっかり一つずつはい上がっていきたい」と語った。

「少しとがったプレーヤーだが、しっかり長所を伸ばしながらチームに貢献できるんだというのを示したい」とも言葉を続けた。スタンフォード大では今季16本塁打を放ち、OPS.952という数字を残している。

マイナーリーグからスタートするのは大谷翔平と同様だが、大谷がNPBでのキャリアを経てMLBに渡ったのに対し、麟太郎はアマチュアからそのままマイナーへ踏み込むため、より険しい道ともいえる。

また、ソフトバンクへの感謝を伝える際には声を詰まらせたとも伝えられており、苦しい決断だったことが伝わる。それでも「後悔したくない」という言葉は揺るがなかった。

かつて同じ土を踏んだ先輩の覚悟とどこか重なる部分も大きいが、岩手という地が二人のスラッガーをMLBへと送り出した背景に、大谷徹という人物の存在があることは、もっと語られてもよいだろう。

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