大谷翔平"左膝爆弾"が後半戦を直撃 登板「当面白紙」の深刻度

左膝に爆弾が…

「ある程度、時間がかかる」――。ロバーツ監督のその一言が、大谷翔平の置かれた状況を如実に示していた。前半戦に「史上最高の選手」とMLBのスターたちに称賛された二刀流が今、左膝という“爆弾”に封じ込められようとしている。

ドジャースの大谷翔平投手(32)の後半戦初登板が、当面白紙となった。7月19日(日本時間20日)のヤンキース戦前、ロバーツ監督が「22日のフィリーズ戦には投げない」と宣言。試合には1番DHで先発出場したものの、当初予定されていた登板が土壇場で覆った形だ。

ロバーツ監督は、19日時点で次回登板について「分からない。日ごとに状態を見てということでもない。ある程度時間がかかる」と述べるにとどまったが、依然この方針は変わらず、復帰の見通しは立っていない状況だ。

膝をめぐる経緯

「大谷の左膝トラブルが表面化したのは6月11日(同12日)のパイレーツ戦。左膝の炎症により途中交代し、翌日も欠場した。その後も膝の状態に波があり、前半戦の直近4試合では24回2/3を投げて14失点(自責12)と明らかにパフォーマンスが低下。開幕から最初の10先発では61イニングで自責5と圧倒的な数字を残していただけに、その落差が際立つ形となった。7月12日(同13日)には膝の水を抜く処置と、「関節の潤滑剤のような役割をする」(ロバーツ監督)注射を打つことでオールスター出場を辞退し、休養に充てたのです」(MLBに詳しいジャーナリスト)

投球動作が膝を壊す

ロバーツ監督は今回の回避理由をこう説明した。

「本人も話している通り、膝に症状が出るのは、投球時に着地した脚に強いトルクがかかることが影響している」

その一方で「打撃では同じような負担はかかっていない」とも述べており、打者としての出場は継続する方針だが、こうした見解を見ると投球の着地時に軸足となる左膝に大きな力がかかる二刀流ならではの構造的問題が浮かび上がる。

スポーツ紙の記者が言う。

「今季は二刀流復帰初年度として開幕し、前半戦は22本塁打・防御率1.79という歴史的な数字を記録していた。それだけに、膝という爆弾が後半戦に及ぼすリスクは決して小さくない」

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