大谷翔平"左膝爆弾"が後半戦を直撃 登板「当面白紙」の深刻度

「限界論」は本当か

一部では「二刀流の限界」という声もくすぶりはじめているが、そうした一方で、球団の判断はむしろ合理的だとの見方もある。

というのも、ロバーツ監督は「シーズン終盤まで膝を心配しながら戦う状況を避けたい」と語っており、「無理に投げさせない」という予防的判断であることを強調。今季中に登板しない可能性は否定しており、目標はあくまで「10月」のポストシーズンで、短期的な登板より秋の戦いを万全の状態で迎えることを最優先にしているとみられるからだ。大谷自身もキャンプ時から「健康で投打1年間しっかり回ることが重要」と語っており、今回の球団判断はその延長線上にあると見られている。

ファンが見るべき本質

「『投手・大谷』の復帰がいつになるかは現時点では見通せない。しかし見るべきは、前半戦に22本塁打・防御率1.79という二刀流の怪物が、左膝の故障に封じ込められているという現実だ。ドジャースとして最も避けたいのは、無理な登板で大谷が後半戦以降を棒に振る事態のため、『当面白紙』という判断こそが、大谷の価値をいかに球団が重視しているかの証左ともいえるのです」

19日のダブルヘッダー第1戦後には、初めてグラウンドでキャッチボールを行い、左膝を気にする様子もなく最大約60メートルの距離で力強い球を投げたと伝えられており、打者としての状態は問題ないとされる。7月後半から8月にかけて、投手・大谷がいつグラウンドに戻ってくるのか。その一報を、世界中のファンが固唾をのんで待ち続けている。

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