防災専門家が緊急警告! 割れ残り・スロースリップ・スーパーエルニーニョが重なる、この夏の「最悪のシナリオ」

「スーパーエルニーニョ」がダブル台風を誘発

この異常なダブル台風を誘発しているのが、2026年春から発生しているとみられる「スーパーエルニーニョ現象」だ。

エルニーニョとは、ペルー沖など太平洋東部赤道域の海面水温が平年より高くなる現象を指すが、今年は秋にかけて基準値より「プラス2度以上」も高くなる「スーパーエルニーニョ」へと発展する可能性が極めて高い。これは過去に数回しか観測されていない異常気象で、海面水温の上昇は台風のエネルギー源となる積乱雲を爆発的に発生させる。

前出のサイエンスライターが、長期的な恐怖を語る。

「過去に強力なエルニーニョが発生した際、世界の平均気温が底上げされ、その後も下がらないという状態が起きています。今回のスーパーエルニーニョは、地球温暖化をさらに加速させ、日本の夏を『毎年のようにダブル台風やゲリラ豪雨が襲う国』に変貌させてしまう恐れがあるのです」

――巨大地震のエネルギーが溜まる「割れ残り」、102年ぶりに目覚めた富士山麓の地殻変動、そして気象を狂わせる「スーパーエルニーニョ」。

「まさか同時に来るわけがない」と思いたいが、自然はそうした人の思いを汲んではくれない。複合災害という最悪の事態を生き抜くためにも、我々は今すぐさまざまな“備え”にあたらなければならないのだ。

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