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『孤独のグルメSeason9』に不満の声!日本人の好みからハズれている!?

松重豊
松重豊(C)週刊実話Web

テレビ東京の大人気ドラマ『孤独のグルメSeason9』が始まる。スタートは7月9日。主演はもちろん松重豊で、不動の金曜日0時12分からだ。

「深夜番組に徹しているのがいい。各シリーズの視聴率は4~5%といったところ。ゴールデンなら10%前後の数字。ドラマに弱いテレ東ならオンの字でしょう。〝孤独のファン〟は固定していて、安定視聴率が取れる。目新しいことがあれば、視聴率の上昇も十分あります」(テレビ雑誌編集者)

同作は、貿易商の井之頭五郎(松重)が仕事先の相手との商談を終え「それにしれも腹が減った」と、仕事先の近所で食事をするシンプルな内容。選ぶ店は直感で、焼き肉、とんかつ、中華、喫茶店、レストラン、食堂、居酒屋に入り、下戸なので酒を飲まず2~3人前を食べるという設定だ。

「1つの見どころは、居酒屋に入ってもご飯だけ食べるというところですね。のん兵衛に囲まれても、自分の胃袋に正直に、居酒屋つまみでご飯をバクバク食べる。これは爽快ですね」(同・編集者)

〝食のテレ東〟の番組だ。店は無数にあるだけに、いくらでも新しい店は紹介できるはずだが…。

「1シーズン12話ですが、必ずと言っていいほど焼き肉が出てきます。あるいはコッテリと焼いた肉料理。韓国焼き肉店とか、ラム専門焼き肉&料理店も複数店紹介されているし、どうも日本人の好きなものから、ややハズれている傾向もあります」(同)

日本人が大好きなマグロも紹介なし

ほかにもスペアリブ、とんかつ、かつ丼、すき焼き……といった感じと聞くと、どうも濃い目過ぎなのだ。

「孤独のファン」で全テレビを見て、全DVDを所有しているコアファンは、こんな問題も見逃さない。

「韓国編もあるのですが、韓国の焼き肉店に入ったら、頼んだ料理以外に多数の小皿料理が出てきた。吾郎は『こんなに!?』と驚くのですが、これが韓国国会でも問題になった食べ残しの使い回し。店は前の客がきれいに残したものと主張。国会の衛生議員は捨てるべきと対峙。一時、禁止になったのですが、業者はなし崩し」

しかも、日本人が大好きなマグロ、イカ、タコなどの魚介類はまったく紹介なし。

「刺身や焼き魚は、あまり出ないんです。黒い天丼は紹介されましたが、天ぷらは放送していない。井之頭は700~800万円クラスのBMWに乗っている小リッチ。天ざるとカニ刺しぐらい紹介してほしいものです」(同・ファン)

Season9の1発目は、またもやとんかつ。2発目以降に期待したい。

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