フジ5300字声明も鎮火せず! 佐藤二朗ハラスメント騒動が収束しないワケ

収束しない"火種"の正体

ところがこの"認定"に、佐藤本人が黙っていなかった。声明公表と同じ7日夜、自身のXで「フジテレビは、なぜ、そこまで片方だけに寄り添うんでしょうか。残念です」「僕は心から、もうフジとは関わりたくないです」と投稿し、猛反発した。

事務所側も「専門家からもハラスメントにあたるものでないと確認を得ている」とする立場を崩していない。一連の詳細な経緯公表を受け、ネット上では「2人とも被害者」といった同情の声も広がっており、必ずしもフジ側の"認定"がそのまま世論の着地点になっているわけではない。トラブルの発端となった顔への接触シーン自体もSNS上で拡散され、「思っていたのと違う」といった反応が相次ぐなど、報道が先行したことで却って詳細な事実が見えにくくなっていた面もあるようだ。

「外部弁護士による調査結果が示されてもなお当事者が受け入れない――この構図こそが、騒動が長期化している最大の要因と言えます。フジ側は『二次被害防止』を理由に経緯を公表したはずが、結果的に佐藤側の反発を招き、火に油を注ぐ形となった。双方の事務所間で解決に向けた協議・仲介が続けられていたにもかかわらず、合意に至らないまま報道が先行したこともあり、収束の先行きが見えなくなってしまったのです」(芸能関係者)

単純な加害・被害の二項対立では片付けられない案件だけに、当事者同士の直接対話が再開できるかはもちろん、制作現場における配慮事項の共有体制そのものを見直す動きに発展するかも、今後の焦点となりそうだ。

【関連】佐藤二朗と橋本愛ハラスメント問題で場外乱闘! 人気脚本家の発信に当事者脚本家が反論「いい迷惑」