日本唯一!競馬・競輪・競艇・オートが全部買える「サテライト双葉」に突撃【漢の旅 山梨県甲斐市(1)】

新宿から特急1時間半、無料送迎バスで向かう

武田信玄像

東京方面から山梨までは、JR中央本線で一直線。東京・新宿駅発の特急列車で甲府駅までなら約1時間半、早割を使えば特急指定席券込みで3500円程度の運賃だ。

高速バスならもっと安いが、今回列車にした理由は、甲府駅前から出る場外行きの無料送迎バスが2時間に1便しかなく、高速バスで渋滞にはまり到着時刻が遅れたら場外発売所に到達できない可能性があったからだ。

新宿駅を9時台に出発し、甲府駅着が11時半。無料送迎バスの駅前発車は12時45分。1時間以上のヒマをどうするか。だが、観光地・甲府は回る場所に困らない。

駅から路線バスに乗って、武田信玄ゆかりの武田神社を参拝。駅に戻って堂々たる信玄公銅像にも手を合わせ、さらに甲府駅のすぐ近くにある徳川家康築城の甲府城址も見物していたらバスの時間になった。

武田信玄といえば、日本制覇を目前に病に倒れた悲運の猛将。あと1年か2年、生き長らえていたら、その後の日本は違う歴史を歩んだろう。

そういう意味で武田氏は敗者の守護神。きっと筆者に何らかの力をくれるとの思いで負け犬ジジイが乗り合う送迎で約30分、ロードサイドの店もまばらな山中に問題の場外発売所「サテライト双葉」が姿を現した。

体育館2棟分の巨大施設、4種が同居する

とにかくデカい。雑居ビルに入る場外とは桁違いで、体育館2棟ぐらいの広さの建物に、ステージがあり、椅子席があり、2階席ありで、コンサートホール並みのスケールだ。

その後方に4種の発売機が並ぶ。「サテライト双葉」は競輪場外の名称で、オートレース発売所(『オートレース双葉』)併設は定番だが、同じ施設内に「ミニボートピア双葉」(競艇)、「ジョイホース双葉」(地方競馬)の看板も掲げられ、それぞれの競技を放映するモニター位置の前に得意客が集まって凝視している。

フーン、ハシゴ派はいないんだね。せっかくの施設なのに実にもったいない。