DeNA山本祐大のトレードはバウアー誘致の伏線か 城島CBOが狙うソフトバンクの「0円獲得作戦」

DeNA データ融合でセ・パ超えた化学変化を目指す

これに飛び付いたのが、圧倒的な財力と戦力を持つソフトバンク、それも山本のトレードを主導した城島健司CBOが仕掛け人というのが"ミソ"。

にもかかわらず、DeNAのフロント陣が決断し、相川亮二監督(49)がコーチ時代から手塩にかけてきた「扇の要」放出に応じたのは、あるチーム戦略があったからだという。

「現在の日本球界で最もデータ分析(セイバーメトリクス)に優れているのが、ソフトバンクとDeNA。山本に託された裏ミッションが、セ・パ両リーグの異なるデータ活用をハイブリッド化し、確立すること。それを吸収し、DeNAの指導者となってフィードバックしてほしいと。これは捕手にしかできない」(ベイスターズOB)

ソフトバンクの小久保裕紀監督とDeNA相川監督は、共にトレード経験者。時期は違うが、いずれも巨人に在籍している。

10年代までは、データ分析は「紙」が主流で巨人が頂点。それを吸収して古巣に持ち帰る狙いがあった。その後、ネット分析が進み、20年代以降は親会社がIT企業のソフトバンクとDeNAが他を圧倒している。

その2つが融合すれば、新たな化学変化が生まれる。それに欠かせないスパイスがメジャー通算83勝、サイ・ヤング賞投手の"劇薬"バウアーというわけだ。

今後のソフトバンク&DeNA連合の動向から目が離せない。

【関連】近本骨折の悲劇…次はサトテルか!? 藤川阪神を襲う「故意死球指令」の戦慄すべき伝統