波浪注意報の中の出航、無資格ドライバー…相次ぐ高校生死亡事故の共通点

文科省が統一基準制定へ、規制強化に乗り出す

松本洋平文科相は一連の死亡事故を受け、5月12日、文科省の関係局長を招集し、事務次官をトップとする「学校活動安全確保対策推進本部」を設置し、さらなる対応策を早急に検討するよう指示。15日に第1回会合が開催された。

「学校保健安全法では、児童、生徒の安全確保のため、学校側が危機管理マニュアルを策定するなどの対策を取るよう求めているが、今回のケースではいずれも教員がその場にいないなど、学校側の安全管理体制に不備があることは明白」(教育問題に詳しい専門家)

文科省は学校側の判断に委ねず、国として規制強化に乗り出す方向で検討を始めた。校外活動に特化した統一基準の制定など、具体的な対策になる見通しだ。

「安全管理体制の不備は、一部の担当者の問題ではなく、学校の体質が絡んでいるということを認識する必要がある。まずは、同志社国際高校と北越高校の事故の背景について、外部有識者を入れた形で徹底した調査を進め、問題の本質を解明した上で、対策を立てるべき」(同)

未来ある尊い命が犠牲となった。

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