ジャンクフード好き&寿司嫌いのトランプ大統領が"くら寿司株"を大量買いした"本当のワケ"

寿司嫌いの男が、なぜ寿司株を?

多数の株を大量購入していたわけだが、ここで生まれるのが、なぜ、回転ずしチェーンの株が含まれていたのかという疑問だろう。

というのも、トランプ氏は筋金入りの「寿司嫌い」として知られている。1990年の来日時には「生魚なんて絶対食わないぞ」と言い放ち、日本食を全拒否してマクドナルドのハンバーガーを頬張ったと伝記に記されている。

米保健福祉長官が「どうやって生きているのか分からない」と評したことさえあったが、実生活ではマクドナルド、ケンタッキーフライドチキン、ドミノピザなど──ジャンクフード一色だ。

また、米国情勢にも詳しいジャーナリストはこう語る。

「トランプは酒を飲まない代わりにダイエットコークを1日12本飲んでいる。寿司は嫌いなようではまるで興味がなく、ポテトと肉が大好き。ピザは脂ギトギトなものが好きだし、ウェルダンのステーキにケチャップを掛けて頬張るなどカロリー過多な食べ物ばかりを好物としているのです」

『インサイダーでは』との声も噴出

そのため、専門家の間では、購入理由として2つの見方が浮上している。

「一つは純粋な投資判断だ。アメリカにおける日本食ブームの恩恵を受ける『くら寿司USA』は、成長市場として機関投資家からも注目されており、資産運用の中でアルゴリズム的に選ばれた可能性は十分ある。もう一つは、より不穏な見方だ。関税政策や経済政策を動かせる立場にある大統領が特定銘柄を保有することには本質的な利益相反リスクが存在し、SNSでは『インサイダーでは』との声も噴出している。現時点で違法性が確認されたという報道はないが、疑念は払拭されていない」(同)

また、SNSではイランとの戦闘終結合意に手詰まり感が広がり、求心力が急速に低迷し始めたトランプ氏が、大統領引退後の経済界復帰を見据えだしたとの見方も浮上している。

いずれにしろ、「偉大なるアメリカのジャンクフード」をこよなく愛する男が、国際情勢を揺るがしながら静かに日本食株を買い増していく──その不可解な行動の裏に何があるのかには、注視が必要だ。

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