ブロック・レスナー引退示唆で再注目…蝶野正洋が振り返る“怪物レスナー”との激闘【蝶野正洋の黒の履歴書】

蝶野正洋(C)週刊実話Web

プロレスと総合格闘技で頂点に立った男

興行の世界においてゴールデンウイークは稼ぎ時ではあるんだけど、プロレス・格闘技業界は例年にも増してビッグマッチのラッシュとなった。

新日本プロレスは福岡国際センター、プロレスリング・ノアは両国国技館、女子プロレスのスターダムは横浜アリーナなどの大きな会場での開催が続き、キックボクシングの武尊選手のラストマッチが有明アリーナ、ボクシングの井上尚弥選手VS中谷潤人選手は東京ドームと、いずれも多くの観客を集めていた。

海外ではWWEが「レッスルマニア」をラスベガスで開催。ブロック・レスナーが試合後にグローブとブーツを脱いでリングを去り、引退を示唆したことが話題となった。

レスナーは身長191㌢、体重130㌔の大型選手で、デビュー5カ月でWWE統一王座を奪取するなど規格外の活躍をしていたが、アメリカンフットボールに挑戦するために引退し、NFLのミネソタ・バイキングスに入団するも挫折。それからプロレスに復帰することになり、新日本プロレスにも参戦した。俺はこのタイミングでレスナーと対戦している。

それが2005年10月8日に開催された東京ドーム大会のメインで行われた藤田和之選手VS蝶野正洋VSブロック・レスナーの3WAYタイトルマッチで、試合はレスナーが勝利。第44代IWGPヘビー級チャンピオンの座に付くも、契約上のトラブルでベルトを持ったまま離脱してしまう。

その後、レスナーは総合格闘技に進出して、UFCでチャンピオンになり、’12年には電撃的にWWEに復帰して試合を続けてきたんだよ。

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