GWは自宅で「屁理屈」を肴に一杯。マキタスポーツら“文系芸人”と過ごす、最高に不真面目で知的な「耳の贅沢」

都会の「QRコード」と村の「野生動物」が交差する瞬間

話題はデジタル社会への違和感にも及ぶ。マキタが現在拠点としている山梨の「村」での生活だ。

「風の音や川の音を頼りに、野生動物に怯えながら生きている」と自虐的に語るマキタ。そんな村の息子たちから、「パパ、都会へ連れてってほしい」とキラキラした、いや、すがるような目でおねだりされたという。

「野生動物がいないところへ連れてって!」という北の国からのような懇願を受け、有明のイベントへ向かった父親・マキタ。しかし、そこで待ち受けていたのは、あらゆるサービスを受けるために「QRコードを読み込め」と要求される都会のシステムだった。

「得をしたければQRを読め」という同調圧力。利便性の裏側にある息苦しさを、彼らは「野生の王国」と「デジタル都会」の対比で笑い飛ばす。

「不真面目なことを真剣に、真面目なことをふざけて」

2008年、3人が自ら録音機を持ち寄り、自主制作のポッドキャストから始まった『許可局』。それが今や、日比谷公会堂を2000人のファンで埋め尽くし、地上波の長寿番組へと成長した。

その原動力は一貫して、「真剣なものであってもふざけて語る、あるいは、ふざけたものであってもシリアスに語る」という、一筋縄ではいかない天邪鬼な姿勢だ。

GWの午後、人混みの喧騒を忘れ、冷えたビールを喉に流し込みながら、この「攻めるラジオ」に耳を傾けてみてはいかがだろうか。そこには、かつて深夜放送に熱狂したあの頃の「熱量」と、大人になった今だからこそ深く染みる「屁理屈の美学」が詰まっている。

聴き終わる頃には、あなたもきっと、日常のストレスから解き放たれた心地よい多幸感に包まれているはずだ。

【東京ポッド許可局 基本情報(2026年4月時点)】
放送時間: 毎週土曜 25:00 - 26:00(日曜 1:00 - 2:00)
放送局: TBSラジオ(FM90.5MHz + AM954kHz)
ネット局: HBC、岩手、信越、山梨、琉球など6局ネット
聴取方法: radiko(タイムフリー対応)、ポッドキャスト、専用アプリにて配信中。過去のアーカイブも各プラットフォームで楽しめる。

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