テレビ関係者が匿名で暴露「しくじり春ドラマ」3選 GIFT・時光代理人・志尊淳主演作の問題点

日本テレビ公式サイトより

各テレビ局で春ドラマがスタートしているが、すでに視聴者が離脱しているドラマがいくつか出始めている。そこで、この記事では「しくじり感の強い春ドラマ」を、すべての作品に目を通している、テレビ関係者が匿名を条件に辛口で解説する。

日曜劇場『GIFT』 4年ぶり一桁スタートの誤算

1本目に紹介するのは、堤真一が主演を務める日曜劇場『GIFT』(TBS系)だ。

同作は、パラスポーツの車いすラグビーを取り上げ、天才宇宙物理学者の主人公・伍鉄文人が、弱小チームを強くしていくというスポーツドラマ。山田裕貴や有村架純も出演するなど豪華なキャストが話題だが、初回の視聴率は4年ぶりに一桁スタートとなり、第2話も世帯視聴率8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と低迷している。

「車いすラグビーを舞台としたのは好ポイントだが、堤さんが演じる物理学者が変人という、ありふれた設定なのがマイナスだ。また、初回から体育館や主人公が働く大学でのシーンが多く、日曜劇場らしい豪華さがない。問題だらけの弱小チームを立ち直らせるストーリーも良くある設定で、新鮮さがなく視聴者離れが起きている」(テレビ関係者)

『時光代理人』 中国アニメ原作のキャラ作り込みが雑

次に紹介するのは、FANTASTICS・佐藤大樹と本郷奏多がW主演を務める『時光代理人』(東海テレビ、フジテレビ系)だ。

同作は、中国の大手プラットフォーム「bilibili」で大ヒットした人気アニメが原作で、写真の世界に入ることができる特殊能力を持ったバディが依頼者たちの願いを叶えるストーリー。

写真に映る人物にひょう依してタイムスリップできるトキ(佐藤)と、写真の世界を見通す力を持つヒカル(本郷)が活躍するドラマなのだが、SNSで話題にもならないほど苦戦している。

「まず、設定がよくわからなく、複雑なだけでおもしろみがない。中国のアニメが原作ですが、キャラ設定や特殊能力の作り込みが雑で、ドラマに視聴者が感情移入できないでいる。そもそも、タイムスリップを取り扱う作品は、過去を改ざんしてはいけないのがルールなのに、このドラマではトキが暴走を繰り返し、コロコロと改ざんする。主演2人の演技は悪くないのですが、原作のチョイスを失敗した可能性が高い」(テレビ関係者)

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