「いずれ絶対に会いに行く」つまみ枝豆が語る、FRIDAY襲撃事件の裏側と“殿”への想い

10人中9人に嫌われてもいい“たけしの哲学”

――枝豆さんはたけしさんの運転手もされていた。当時のたけしさんの年収エピソードがエグい。
枝豆 2年ほど運転手をしてましたが、給料明細を見せてもらったら、4枚くらいあってえげつない数字だったんです。月収数千万円でした。「すごいっすね」と言ったら、たけしさんが「お前もこれくらい稼いで俺を食わしてくれよ」って。そしたら普通、「それは無理ですよ~」と言うじゃないですか。「ばかやろう、食わせますくらいのことを思わなきゃダメなんだよ」と言われて。じゃあということで、「たけしさんを超えて食わせるようにします」と言ったら、運転席を背中からドンッと蹴られて「超えられると思ってんのかよぉ」って。そういうところで、みんながついていきたくなるんですよね。
ビートたけしは2018年に『オフィス北野』を退社。軍団とも袂を分かつことになる。

――一時期、たけしさんに対するバッシングというか、老害だという言い方もされました。でも、最近のSNSのショート動画では「ビートたけしの金言」がたくさん流れてきて、コメント欄もかなり高評価ですね。
枝豆 たけしさんの持論は、10人のうち9人が俺のことを嫌いでも、1人がめちゃくちゃ好きでいてくれればいいという考え。破天荒に見えて実はとても繊細で、家に行くとあらゆる分野の専門書がびっしりあるんです。どんな人とでも普通に会話ができるようにと貪欲なんですね。また、ラッシャー(板前)の結婚式の挨拶で「私には子供が2人います。でもたまに、こいつらのことが子供より可愛いと思うときがあるんですよ」って涙を誘うんです。僕らも「そんなこと言っちゃうんだ」とウルッとくるんですけど、席に戻るなりたけしさんは照れ隠しで「な、みんな感動しただろ?」って。そういうところで一生ついていこう、と思うわけです。

――最近のたけしさんと軍団との交流は?
枝豆 ほとんどないですね。軍団40周年のときも知らせることはしませんでしたが、いずれ絶対に会いに行くつもりです。ダメと言われても行かなきゃいけないときはあるなと思っています。

「週刊実話」4月30日号より

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◆つまみえだまめ

1958年6月1日、静岡県生まれ。『お笑いスター誕生』(日本テレビ系)出身。『カージナルス』としてコンビで活動(相方はガダルカナル・タカ)。夫人はタレントの江口ともみ