男の子を女風呂に連れて行くのはいつまでOK? ルール論争が生む「男児ママvs女児ママ」の断絶

温泉旅館で勃発 多勢に無勢でAが退場

相容れないと言えば、筆者はとある温泉旅館でこんな光景を目にした。

それは小学校低学年と思しき男児を女風呂に連れて来た母親Aが、同世代の女児を連れた母親Bに詰め寄られるものだったのだが、男児が浴室に入って来た途端、女児が浴槽の隅で身を縮めたことから始まった。

BはAに近づいて男児を混浴させようとしていることを咎めるのだが、Aは動じないどころか「ルール違反はしていない」と開き直る。

Bは仕方なく折れるのだが、他の入浴客ほぼ全員がBを支持。「不愉快」「迷惑」と口にする者もいてA親子にプレッシャーをかけた。

多勢に無勢でやむなく浴室から出て行ったAは怒り心頭といった様子でフロントにクレームを入れたらしいが、この旅館には以前にも似たような騒ぎがあったという。

果たして生きづらいのは男児ママか女児ママか…。

取材・文/清水芽々

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清水芽々(しみず・めめ)

1965年生まれ。埼玉県出身。埼玉大学卒。17歳の時に「女子高生ライター」として執筆活動を始める。現在は「ノンフィクションライター」として、主に男女関係や家族間のトラブル、女性が抱える闇、高齢者問題などと向き合っている。『壮絶ルポ 狙われるシングルマザー』(週刊文春に掲載)など、多くのメディアに寄稿。著書に『有名進学塾もない片田舎で子どもを東大生に育てた母親のシンプルな日常』など。一男三女の母。