「おまえに言われたくない!」大谷に怒鳴った佐藤輝…WBC内紛の全貌【侍ジャパン惨敗の真相1】

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第6回WBCで"史上最強メンバー"がそろったとされる侍ジャパンは、なぜ準々決勝で敗退したのか。準決勝に進めなかったのは、過去最低の結果だ。ベンチ裏で起きていた"敗戦"の兆し…。チーム内の不協和音の数々を元スポーツ紙敏腕記者が総括した!(2回中の1回)

■WBC2026侍「史上最強」はなぜ消えたのか

4月を迎え、日本のプロ野球、そしてメジャーリーグも開幕した。

球春到来にファンが胸を躍らせる中、うやむやになってしまったのが『ワールド・ベースボール・クラシック2026(WBC)』での侍ジャパン無念の敗北である。

熱しやすく冷めやすいのは大衆やメディアの悪い癖だが、「史上最強」と謳われた日本代表チームは、なぜ米マイアミの地で敗れてしまったのか。表向きは単なる「勝負のあや」として片付けられようとしているが、内情は全く異なる。

実は、代表チームの内部では目を覆いたくなるような「内紛」と「首脳陣の機能不全」が起きていた。侍ジャパンは負けるべくして負けたのだ。そんな侍ジャパンのベンチ裏で起きていた「4つの事件」に迫る。

キャンプ初日から漂っていた不穏な空気――その震源地は佐藤輝明だった

そもそも、宮崎キャンプの時点からチーム内には不穏な空気が漂っていた。その震源地となったのは、阪神から選出された佐藤輝明(27)だ。

メジャー組の控えと見られることに不満を抱えていたことに加え、佐藤輝は宮崎キャンプの段階から集合時間を守らない遅刻の常習者で、横柄な言動もあってチーム内で浮いた存在となっていた。

■大谷翔平の「お茶たてポーズ」に公然と反発

そんな佐藤輝とチームの亀裂が表面化したのは、3月2日に行われたオリックスとの強化試合敗戦後。絶対的支柱である大谷翔平(31、ドジャース)が、若手の北山亘基(26、日本ハム)に託したチームを盛り上げるためのパフォーマンス「お茶たてポーズ」。これに佐藤輝は不快感を示して、こう吐き捨てたという。

「違和感がある。そういうものは自然に出るもので、決めるものではない」

大谷の発案、ひいてはチームの結束、団結を高めようとする方針に対する公然の反発だった。

この一言は侍ジャパンが分裂する最初の兆候だった。

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