中日「ホームランウイング」設置でホームラン数トップも敗北増の怪

ナゴヤドーム(C)週刊実話Web

今年、球団創設90周年を迎えた中日ドラゴンズ。

開幕から数試合を終えた時点でも、本拠地での本塁打数は伸び悩み、オープン戦で12球団トップだった16本塁打の勢いは感じられない。

得点効率の悪さも相変わらずで、「あと一本」が出ない展開が続いている。

中日はオープン戦18試合を戦い、16本塁打、77得点を挙げた。いずれも12球団トップである。

「本拠地のバンテリンドームナゴヤに『ホームランウイング』が新設されたからです」(名古屋在住記者)

従来の外野フェンス前に観客席が設けられた。

フェンスの高さは4.8メートルから3.6メートルとなり、右中間、左中間までの距離も116メートルから110メートルまで短くなった。

「右中間と左中間の膨らみがなくなり、扇形だった球場が菱形になりました」(同)

その恩恵である。本塁打16本のうち、10本が同球場で出たもの。

その10本中6本がホームランウイングに飛び込んだものだ。

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頼りになるリリーバーがいない...


ちなみに、バンテリンドームナゴヤでは、オープン戦9試合が行われたが、その全試合で相手チームに食らった本塁打数は7。

9試合中2試合が2ケタ失点だった。得点力と同時に失点も増えれば、勝てるはずがない。

「昨季の勝ちパターンのリリーバーである清水達也、齋藤綱記、松山晋也が故障で開幕戦に間に合いませんでした。本塁打増の打ち合いになった試合で、頼りになるリリーバーがいないのは気掛かりです」(同)

井上一樹監督(54)は松山不在の間、新加入のアブレウを代理クローザーとする構想を明言していた。

アブレウはドミニカ共和国代表としてWBCでも好投しており、「イケる」と判断したのだろう。

しかし、開幕戦の9回に広島打線に火をつけたのは、このアブレウである。

降板後にぎっくり腰を発症したことが判明し、出場選手登録を抹消された。

ホームランウイングを設けたメモリアルイヤーは、「打って、打たれて」の大味な試合となる?

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