「ホンダ、お前もか」上場以来初の6900億円赤字 ソニーとの夢のEVも頓挫した転落の全貌

ハイブリッドとインドに活路 トヨタ1強は続く

ホンダは、戦略枠組みの再整理と競争力の再構築を進め、リソースを再配分してハイブリッド車に関する事業を強化していく。市場拡大が見込めるインドでの事業にも注力していく方針だ。EVへの取り組みについても、「収益性や需要動向とのバランスを見ながら、長期的な視点で柔軟に行っていく」とする。

ホンダだけでなく、米国のゼネラルモーターズやフォード・モーター、欧州の自動車メーカーもEV需要の減速の煽りを受け、赤字に転落している。中国のBYDも例外ではない。

「ホンダのEV戦略は先進的な取り組みであったことは間違いないが、充電設備の普及が進んでいないなど、EVに本格的な舵を切るのは時期尚早と読み、ハイブリッド車を含めた全方位型で取り組んでいたトヨタに先見の明があった。ホンダは遅きに失したとはいえ、決断をしたことで、再生への道が開けたとも言えるだろう。EVを捨て去る訳にもいかず、さらに巨額投資が必要になるのは間違いないため、自動車メーカーは合従連衡などによって経営基盤を固め、世界と対峙していくことは避けられないのではないか」(自動車業界に詳しい関係者)

トヨタ1強は続く。

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