【國澤一誠のゾッとする実話怪談】第四夜 「これドラゴンボールじゃない?」河原で拾った“星が3つある石”の、笑えない正体

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とある男性が子供の頃に体験したお話です。

仲の良かった友達の男の子と近くの川で遊んでいる時、「水切りやろう」と友達が言い、2人で河原の石を探していました。

投稿者さんは平らな石を探していたのですが、友達は真ん丸い石を拾い上げて、「見て、これドラゴンボールみたいじゃない?」と言ってきたのです。

基準のわからない「ドラゴンボール探し」

子供ながらに「そうか?」と思ったものの、友達はノリノリで、「水切りやめてドラゴンボール探しやろう!」と丸い石を探し始めました。

投稿者さんが適当に丸い石を集めて見せると、「違うよ、これはただの石だよ」と否定されます。

(基準どこだよ…)と少しイラッとしたのですが、友達は石を指差して言いました。

「よく見て! ほらココに星みたいなのがあるでしょ?」

星とは呼べないものの、黒い点が3つほどついていました。

「あっちの橋の下に沢山あったよ」と言われ、そちらへ向かっていると――

橋の上にサラリーマンの男性が立っていました。

(なんであそこに立ってるんだろ?)

と思った瞬間、その男性はバッと橋から飛び降りたのです。

危ない! と思って目を閉じ、開くと、そこには誰もいませんでした。

友人が拾い上げた「石」の正体

血が固まったやつだ…

「ねぇ、さっき橋に男の人いたよね?」と友達に聞くと、「そんなのいないよ。あっ、見てドラゴンボールあった」と丸い石を拾い上げました。

その瞬間、投稿者さんは気づきました。

――これ……血が固まったやつだ。

怖くなって「帰ろう!」と言うと、友達がぽつりと呟きました。

「あーあ、君も僕から逃げるんだ」

その声に違和感を覚え、橋の上を見ると――さっきのサラリーマンがニコッと笑い、再び落下しました。

しかし、やはりそこには誰もいませんでした。

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