【國澤一誠のゾッとする実話怪談】第四夜 「これドラゴンボールじゃない?」河原で拾った“星が3つある石”の、笑えない正体

アルバムに残された「あの男」の影

そこにサラリーマンの正体が…

家に帰って母に話すと「見間違いだよ」と言われました。

しかし夜中、トイレに向かう途中で両親の会話が聞こえてきたのです。

「さっき〇〇さんから連絡あって聞いたんだけど、昔仲良くしていた〇〇さんが、あの川の橋から身投げして亡くなったらしいよ……」

「そうか……葬儀に行かないとな……昔よくしてもらったしなぁ」

気になってアルバムを開くと――そこには、投稿者さんを抱きかかえて笑う“あのサラリーマン”の姿がありました。

何があって身を投げたのかは今でも分かりません。

噂では、奥さんが子どもを連れて家を出ていき、その頃から精神的にまいっていたと言われています。

だからあの時、「君も僕から逃げるのか」と言ったのかもしれません。

そういったお話をお預かりしました。

あなたにも、子供の頃にしか見えなかった“何か”の記憶はありませんか。

【著者プロフィール】

國澤一誠(くにさわいっせい)

長年の怪談語りと取材活動を通して集めた膨大な怪談ファイルを持つ怪談家。実体験や現地取材に基づいたリアルな描写に定評があり、YouTubeやトークイベントなど多方面で活躍中。