「蠍」なんて読む? 言葉にまつわる由来と豆知識 【難読漢字よもやま話】
2026.03.16
エンタメ
正解は「さそり」です。
【蠍の語源と漢字の由来】
「蠍(さそり)」は、クモ形綱サソリ目に属する節足動物の総称で、漢字の成り立ちには、その恐ろしい武器と動きが関係しています。
「虫」は節足動物であることを示し、「曷(かつ)」には「止める」「去る」「つきさす」といった意味が含まれています。サソリが獲物をハサミで固定し、尾の先にある針で「鋭く突き刺す」様子を表現するために、この字が組み合わされました。
カタカナの「サソリ」という呼び名の語源には諸説あります。
獲物を刺すことから「刺し(さし)」が転じたという説や、獲物を待ち受ける様子から「差し居り(さしおり)」が変化したという説、あるいはその強力なハサミで物を挟む「さし(挟)」に由来するという説などが有力です。
【蠍(さそり)のトリビア】
●「クモの親戚」であって昆虫ではない
サソリは足が8本あり、昆虫ではなくクモやダニに近い仲間です。昆虫とは体の構造が大きく異なり、羽を持つこともありません。
●「毒針」は尾の先端にある
サソリの最大の特徴である毒針は、尾の最後尾にある「毒嚢(どくのう)」という部分にあります。すべての種類が猛毒を持つわけではありませんが、中には人間を死に至らしめる種も存在します。
●ブラックライトで光る
サソリの体(外骨格)には特定の蛍光物質が含まれており、紫外線を当てると青白く怪しく光ります。なぜ光るのかは、獲物を誘うためや仲間を見つけるためなど、今も研究が続いています。
●絶食に異常に強い
代謝が非常に効率的で、一回の食事で得たエネルギーを長く保つことができます。種類によっては、水さえあれば一年近く何も食べずに生き延びることが可能です。
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